NTT東日本、西日本によれば同グループが発行している職業別電話帳「タウンページ」がいよいよ廃刊を迎えそうだ。
これも時代の変遷なんだねぇ。
タウンページの前々身ともいえる「電話加入者人名表」が初めて世に出たのが1890年だがこれはなんと1枚の紙(縦書き)だった。
その後旺盛な電話需要に伴い電話帳は「昼寝時の枕」と揶揄されるくらいに分厚くなっていった。(笑)
1951年には電話帳は職業別と個人別の分冊になったがそのうちの職業別(電話帳)が今日の「タウンページ」の前身になる。
「タウンページ」への名称変更(1983年)以降もその発行部数はそれなりに増えていったがインターネットの普及が「タウンページ」の利用を蝕んでいった。
(一方で個人別電話帳の方は個人の加入者が掲載を辞退、忌避するようになっていった。)
とにかく携帯電話とQRコードで事業者と個人が密にコネクトされる世になってしまったからねぇ。
これでは「タウンページ」の利用は減るわけだ。
まさに「固定電話と共に(タウンページは)去りぬ」である。
タウンページ様、長い間ご苦労様でした。
いやいや後もう少しはウェブ上で頑張ってもらわねば・・・。(笑)
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