英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

箱根駅伝 前評判

2014-01-02 11:21:53 | スポーツ
 せっかくの正月休みの多くを「箱根駅伝」で消費するのは勿体ないなあと思いつつ、観てしまいます。
 もう開き直って、なるべく早く記事にしてしまおうと書き出しました。こういう実況・速報性はブログよりツイッターの方が向いていますね。「大迫(早大)の調子は良くなさそうだ」などと、単発的に思ったことを書いていけばよいので。

前評判
 昨年覇者の日体大、今年度駅伝「三冠」を目指す駒澤大、前々回箱根王者でここ5駅伝2位の東洋大の3強は前評判というよりも、確実な事実と言ってよいだろう。

日体大
 前年度覇者だが、100%以上の出来で勝利をものにした感がある。今年度の出雲は3位、全日本は8位に沈んでいる。
 10000mの上位10人の平均タイムは全チーム中6位、28分台も4人とエースの数、チーム力も駒澤、東洋と比べると見劣りする。
 強みは山登り、山下りに強みを持つことと、昨年発揮した箱根駅伝での集中力。山登りの手前でトップと1分半ぐらいに付ければ、レースの主導権を握れるかもしれない。

東洋大
 10000m平均タイムは1位、28分台8人(27分台の設楽兄弟を含む)と、駒沢を凌ぐ走力。1区は昨年区間賞の田口、3区に設楽悠太、大エースの設楽啓太を2区ではなく山登りの5区に投入。2区には服部勇馬(昨年9区3位、出雲5区1位)を起用。
 往路に主力を投入しレースを支配する狙い。

駒澤大
 10000m平均タイムは2位、28分台6人と、東洋と遜色ない走力。
 何と言っても、窪田、村山、中村、油布の4人のエースが強力で安定感も抜群(特に村山のバネのある軽い走りはスピード、持久力は魅力)。その他も馬場、中谷、西山らが充実している。
 1区中村、2区村山、3区油布、4区中谷と充実の布陣を敷いても、まだ復路に窪田を回せる余裕がある。問題は5区の山登りだが、馬場のポテンシャルに期待。

早稲田大
 3強を追うのは早稲田と明治の伝統校。
 早稲田は10000m平均タイムは3位、28分台4人(学生最速の大迫を含む)と、3強に匹敵するタイムだ。
 ただ、個人的な見解だが、ここ3年10人揃えるチーム力がなく、大きく後れを取ってしまう区間が2~3区間ほど生じてしまう。
 大迫を1区に起用して大きく先行し主導権を握る狙いだが…。

明治大
 10000m平均タイム4位、28分台6人と層が厚い。早稲田より地力はありそう。
 3強が総崩れするとは考えられないが、3位以内に食い込む可能性は高い。

 と、あれこれ書いていたら山登りが始まってしまいました。(書き始めたのは4区途中)
 東洋は思惑通りの走り。駒澤は想定とは85点ぐらいの出来だが、地力があるので充分だろう。早稲田は1区で大迫が不調(5位)であったが、2区の高田が区間賞を取る大健闘で3位。明治も4位とまずまず。
 日体大は4区を終えて6分31秒差の7位はさすがに苦しい。

 本当は3区までの概要も書きたかったのですが、5区は集中して観たいのでここでいったん記事をアップします。

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