イメージどおりに
かわいらしく
のびのびとした作品でした。
「プチ・ニコラ」71点★★★☆
フランスの国民的絵本の映画化です。
この愛らしい絵を見たことあるかたも
多いんじゃないでしょうか。
舞台は1960年代のパリ。
小学生のニコラは
ひょんなことから
両親に妹が生まれると思い込む。
「そうしたらボクは森に捨てられちゃうかも?!」
悩むニコラはいたずら仲間たちと
ある作戦を練るが……?!
ちょっと生意気で賢くて
大人びてるんだけど、とても子どもらしい。
「大人が魅力的に思う子ども像」を
見事に具現化した感じです。
主役のニコラをはじめ
食いしん坊君や、ごますり君、お金持ち君などなど
8人ものキャラクターの個性を
説明くさくなく、マンガのようにサッと一筆で
端的に表していてうまい。
出世をもくろむパパや
上司に気に入られるため
インテリを気取ろうとするママ(でも失敗する。笑)
などなど
オトナの事情も描かれていて
センスいい笑いに溢れたプチ・コメディです。
リズミカルな演出で
シンプルなギャグも二倍三倍に笑えました。
原作本は日本でも10冊翻訳されているそう。
偕成社HPで探せます。
この絵を使った
オープニングのかわいいこと!必見です!
★10/9から恵比寿ガーデンシネマで公開中
「プチ・ニコラ」公式サイト