ホワイトハウス、もうズタボロ(失笑)
「ホワイトハウス・ダウン」69点★★★★
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議会警察官のジョン(チャニング・テイタム)は
大統領ソイヤー(ジェイミー・フォックス)のシークレットサービスになろうと面接を受けるが
結果はかんばしくない。
そんななか、ジョンは
大統領ファンの11歳の娘エミリー(ジョーイ・キング)のために
コネを使って、ホワイトハウス見学をとりつける。
大喜びでホワイトハウスを見て回るエミリーだが
そのとき、爆発が起こり――?!
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「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」の
ローランド・エメリッヒ監督が
ホワイトハウスをターゲットにした破壊ムービ-。
奇しくも同じホワイトハウスを標的にした
アクション「エンド・オブ・ホワイトハウス」が
公開されたばかりで
このタイミングが吉と出るか凶と出るか、
思わずニヤリとしてしまいます。
シリアス度や完成度、緻密さでは
「エンド・オブ・ホワイトハウス」に軍配。
でも、こっちには
バカバカしいほどの「娯楽性」がある!(笑)
そのへんがやはりエメリッヒ監督らしいですね。
大統領と警官、凸凹コンビがバディとなっていく様子は
「インデペンデンス・デイ」を思い出させるし
ふたりのやりとりの軽妙さなど
笑いどころもある。
ただ、
敵に占拠されたホワイトハウス、という
シビアな状況を作り出すには無理ありすぎな設定や
(11歳の娘がこんな状況でこんなことできやしないって。笑)、
敵の動機、
ピンチの割にはいまひとつ緊迫感の薄い外野(軍関係者やら議員やら)など
雑さも目立ちます。
でもまあ
「そんなにシリアスじゃなくていいの。楽しみたいの」という方には
こちらがおすすめですね。
★8/16(金)から全国で公開
「ホワイトハウス・ダウン」公式サイト