今日、スピルバーグ製作総指揮×
「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督の
「ラブリーボーン」(2010年1/26公開)見てきました。
いやーすごい問題作。
明日11日に全米公開だそうなので
一応、それを待って紹介することにしよ。
ちょっと咀嚼もしたいしね…
って思わせぶりに振っといて
今日の映画は
「ずっとあなたを愛してる」75点★★★
このチラシも、ちょっとビジュアル怖いよね。
タイトルも紛らわしいよね。
「ずっとあなたが好きだった」?あったあった。
惜しいなあ。
でもいい映画です。
現代フランスを代表する小説家
フィリップ・クロデールの初監督作品。
印象的なのがファーストシーン。
えらく疲れた顔をした女性が
たばこをふかしている。
場所がどこかの説明すらない中で
やがて若い女性が、彼女を迎えにやってくる。
母娘かと思うほどに、二人の生命力の対比は明確。
でもやがて二人が姉妹であることや
姉が15年も刑務所にいたこと、
そして重い過去と傷を背負っていることがわかる…という展開。
説明は最小限、
画面にも、人や家族の距離感にも
余白の美しさが際立つ
フランスらしい作品でした。
心に傷を負った人が
少しずつ下界になじんでいく様子を
これほど鮮明に繊細に描いた作品は初めてな気がする。
一枚一枚ベールをはぐように明らかになる姉の過去も
全体はテンポよく、要所はじっくりという
緩急ある演出でうまく見せていくし
出てくる人々みんなに味があり
暗い話なのに鑑賞後感が
悪くないのがいい。
なによりも
冒頭、チラリと画面に映る妹の家の鏡に
飛まつが飛んでいる様子が
この映画のリアリズムを象徴していました。
★12/26から銀座テアトルシネマほか全国順次公開。
「ずっとあなたを愛してる」公式サイト
「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督の
「ラブリーボーン」(2010年1/26公開)見てきました。
いやーすごい問題作。
明日11日に全米公開だそうなので
一応、それを待って紹介することにしよ。
ちょっと咀嚼もしたいしね…
って思わせぶりに振っといて
今日の映画は
「ずっとあなたを愛してる」75点★★★
このチラシも、ちょっとビジュアル怖いよね。
タイトルも紛らわしいよね。
「ずっとあなたが好きだった」?あったあった。
惜しいなあ。
でもいい映画です。
現代フランスを代表する小説家
フィリップ・クロデールの初監督作品。
印象的なのがファーストシーン。
えらく疲れた顔をした女性が
たばこをふかしている。
場所がどこかの説明すらない中で
やがて若い女性が、彼女を迎えにやってくる。
母娘かと思うほどに、二人の生命力の対比は明確。
でもやがて二人が姉妹であることや
姉が15年も刑務所にいたこと、
そして重い過去と傷を背負っていることがわかる…という展開。
説明は最小限、
画面にも、人や家族の距離感にも
余白の美しさが際立つ
フランスらしい作品でした。
心に傷を負った人が
少しずつ下界になじんでいく様子を
これほど鮮明に繊細に描いた作品は初めてな気がする。
一枚一枚ベールをはぐように明らかになる姉の過去も
全体はテンポよく、要所はじっくりという
緩急ある演出でうまく見せていくし
出てくる人々みんなに味があり
暗い話なのに鑑賞後感が
悪くないのがいい。
なによりも
冒頭、チラリと画面に映る妹の家の鏡に
飛まつが飛んでいる様子が
この映画のリアリズムを象徴していました。
★12/26から銀座テアトルシネマほか全国順次公開。
「ずっとあなたを愛してる」公式サイト
ふうん、という感じですが、観てみたら何かを感じるかな。
タイトルがピンとこないからか、映画の雰囲気を感じ取りにくいですな。
番長がそれなりにほめていたから、観る価値のある映画なのかもね。
伝えられなかったかな・・・
すんません
今日の読売新聞夕刊でも
襟川クロさんがちらっとおすすめしてますが
この映画、魅力をうまく伝えるのが
難しいんだよねー。
せっかく言わずもがな、なオトナの映画を
ペラペラ話してしまうのは野暮だし
かといって番長
よさを伝えきってないですね・・・
うきーっ←地団駄。
週刊朝日で作家・井上荒野さんの
おすすめインタビューもとったので
そちらも参考にしてみていただけますか。
おそらく12/29発売号です。