ブリー・ラーソンのナレーションで紹介される、キノコの世界。
ドキュメンタリーです。
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「素晴らしき、きのこの世界」70点★★★★
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キノコ、もともと興味あったんですよ。
(“キノコ”は、カタカナで書く方が自分的にしっくりくるのでカタカナで書きます)
で、観たのですが
いやはや知らなかった、その生命体としての凄さにびっくり!
監督のルイ・シュワルツバーグは
タイムラプス映像のパイオニアとされる方だそうで
まずは、にょきにょきと生えてくるキノコや
パッとかさをひらく様子など
アメージングな美しさを捉えた映像に驚きます。
これ観てるだけでも楽しいんですが
この地表にニョキッと出ているキノコって
植物の形状としてはリンゴでいう「実」のようなもので、=
その本体は地面の下にある菌糸体であり、
それが地下で、まるで神経やコンピュータネットワークのように張り巡らされて
離れた場所でも情報をやり取りしている――とか
石油流出事故の際に、キノコの菌入りの土を使うと
ごっつ浄化効果がある――とか
「へええ!」な知識がいっぱいもらえる。
さらに
猿人からヒトへの爆発的な進化は
マジックマッシュルームによる幻覚がキーだった――?とか(でも、ありえるかも)
キノコの世界にハマる人々の狂信ぶりとか
だんだん
神秘世界になってゆき
「ん? ちょっと妖しい?」とか思わせられる。
しかーし。
映画中で、キノコの菌や感染にまつわる重要な研究レポートが出てくるんですが
その研究結果を出してるの、ジョンズ・ホプキンス大学なんですよ!
みなさん!もう毎日テレビでその名前、見ていらっしゃいますよね?(笑)
――うん、これは、つながった。
これは恐竜の時代や化石にも関係してくる話であり
いまの世界を、そしてこれからを予見する
映画かもしれません。
サイエンス好きも必見。森好きも必見。
キノコは、地球を救う!かもしれない!(すっかりやられてます。笑)
★9/24(金)から新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。
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