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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[美しい髪]食生活について語ろう

2023年05月14日 | 美容ダイエット

・美しい髪Beautiful hair うつくしいかみ
 一般的に頭髪は1ヶ月に約1cm伸びると言われています。長髪の記録として、ベトナムの男性で6.2m、2010年に79歳で亡くなっていますが、世界一長い髪の持ち主だった可能性が、2018年に世界一髪の長い10代として、鹿児島県出水市の高校生が155.5cmで認定がありました。
艶(つや)やかな黒髪は、日常的なドライヤー、空気による乾燥や紫外線の影響によ り髪にダメージを受けます。20代頃をピークに、その後は徐々に手入れが行き届かないことも加わりパサつき、まとまらない、ツヤがない、抜け毛、分け目が目立つ、ボリュームが出ない、髪が細くなる、白髪などで髪の毛は加齢とともに老化し、だんだんと髪の毛の悩みが増えてきます。加齢によって皮脂の分泌量が減って、それにより髪に潤いがなくなり、パサつきが見られるようです。
加齢で年齢を重ねると女性ホルモンが減少してきます。女性ホルモンには髪の成長を促(うなが)し、その髪の退化にも関係しています。日常のストレス、栄養不足、間違ったヘアケアによって、髪の老化が進むと考えられています。年齢を重ねた髪は、3つのサイクルがあり成長期、退行期、休止期で、成長した毛もいずれ抜け落ちます。日頃のヘアケア、年齢を重ねるごとにその周期に乱れが生じやすくなるのです。
そんな、髪の毛を美しく保つには、健康的な生活、衛生管理が求められているようです。頭皮マッサージによって、頭のツボを刺激し、凝り固まった筋肉をほぐして新陳代謝、血流をよくすることができます。
1本の髪の毛の構造は、毛髄質(メデュラMedulla:芯の部分)、そのまわりを覆う部分は髪の90%を占める毛皮質(コルテックスCortex)、そして一番外側の表面は 3層構造になっている毛髪の最も外側でキューティクルとも呼ぶ毛小皮(もうしょうひCuticle)より構成しています。
その1本の頭皮から外に出ている部分の毛髪(毛幹部)は各種のアミノ酸ミネラルが結合してできた繊維状のケラチン質によって構成しています。
◇毛皮質(コルテックス)にはメラニン色素Melanin pigment、脂肪を多く含み細胞がハチの巣状に並んでいます。この細胞は空気を貯め髪の弾力に影響を与えたり、熱などの刺激から頭皮を守る働きがあるのです。また、毛皮質(コルテックス)の量によって髪の毛の太さが決まります。毛髄質(芯の部分)を覆(おお)う中心部の毛皮質は繊維状のタンパク質が集まっており、このタンパク質が多い程髪の毛の硬柔の質も決まります。メラニン色素は、黒色のユーメラニンEumelaninと黄色のフェオメラニンPheomelaninの2種類が存在して、この2種類のメラニンが混ざり合うことで、多種多様な色合いの髪になるようです。
大元の髪は白色で、メラニン色素を含まず、髪の毛へと成長していく間にメラニン色素が入り込み色が付きます。白髪は、混ざるはずのメラニン色素がない、少ない状態で成長した髪の毛で加齢、ストレスなどを原因としているようです。

 メラニン色素はメラノサイトMelanocytes(色素細胞:Melano黒いの意)という細胞で作られますが、このメラノサイトが何らかの理由で傷ついたり、必要なホルモンが作用しなくなったりすると、メラニン色素が分泌されなくなってしまいます。
◇毛小皮(キューティクル:非ケラチン質)は一番外側の表面で薄くて硬いタンパク質で、瓦のような層になって重なって外部のあらゆる刺激から髪を守る役目をしています。
三層からの構成は、いずれもその大部分(80~90%)がケラチンタンパク質から、残りがメラニン色素で、毛髄質の存在の詳細はまだ解明が進んでいないようです。

毛髪の多くは硬タンパク質で弾力のあるケラチン(メチオニン、シスチンの含硫アミノ酸が多い)を主成分に、水分や脂質、メラニン(主にチロシン)で構成しています。熱や乾燥によって、たんぱく質がダメージを受けると、髪の水分量をバランスよく保てないことになります。それぞれのタンパク質・脂肪・糖質・ビタミン(特にビタミン・A,B群)・ミネラル(特に亜鉛ヨード)成分のバランスが崩れると、その部分に、よじれが生じてきます。頭皮や髪を保湿し、そのバランスを崩さないように髪の栄養バランスをよくすることが求められます。
加齢で年齢を重ねると女性ホルモンが減少してきます。エストロゲンEstrogenは同様の作用をもつ成分が食品より見出されホルモン様物質とて大豆イソフラボン、マカ(アンデス人参)、亜麻リグナン、ザクロの種子、りんごのボロンBoronが知られます。
健康食品のエクオールEquol(ダイゼインから代謝されるイソフラバンジオール )は大豆イソフラボンの摂取により 有効としているエクオール10mgを腸内で産生するためには、大体50mgの大豆イソフラボンで、その作用はシワ(コラーゲン)などの肌機能にエクオールが深く関わっています。
薄毛や顔面の毛髪 増加に対する改善効果は明らかではないとしています。女性の脱毛の原因としてとくに多いのが、ホルモンバランスの乱れといいます。 エストロゲンが低下で、相対的に男性ホルモンが優位になってくると抜け毛が起きやすいといいます。女性ホルモンの減少によって抜け毛が起きていることも考えられます。
後に世界で初めて認可された脱毛症のAGA(Androgenetic Alopecia:男性型脱毛症)治療薬があります。体毛が濃くなるという副作用が知られるミノキシジルMinoxidilと同等の発毛効果が得られると話題のりんごポリフェノール(ボロンBoron:ホウ素がエストロゲンの代用・抗菌作用)、DHT(Dihydrotestosterone:活性型男性ホルモン)を抑える効果があるノコギリヤシ、ビタミンA、ビタミンB群などがあります。ミノキシジルは、1980年代に製薬会社ファルマシア・アップジョン社(現ファイザー)によって開発の高血圧症治療のために開発した血管の拡張に働きます。

 その他にキムチに含むカプサイシン血流を良くすることができます。
そして糖質や脂質が多い食物は中性脂肪となり、血行不良で脱毛、薄毛の原因に、また、皮脂の分泌が増加することによって頭皮にかゆみ、炎症を起こすことがあります。また、過剰に摂取した糖質はタンパク質と結びつき終末糖化産物に変化して、髪の生成を促す細胞の働きを阻害することになります。また、インスタント食品に多く含まれるポリリン酸は髪の毛の成長に必要な代謝を促進する亜鉛の吸収を妨げる働きがあります。
 食品のpH調整として変・退色防止、酸化防止の目的で加工食品に含まれているフィチン酸は、亜鉛などと結合力が強く、その吸収を阻害します。食物繊維の摂りすぎは、亜鉛の吸収を妨げます。インスタント食品やファーストフードなどの利用が多いとポリリン酸ナトリウムは亜鉛を体外に排出してしまいます。
美しい髪の毛を保つには、日常からの食生活を見直し、過度なストレスを避け、頭皮のマッサージ・衛生にも注意して過ごしましょう。

 

ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。

 


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