・月餅🥮 げっぺい
中国の伝統行事旧暦8月15日の秋頃(新暦2022,9,10)に行われる中秋節には、月餅(げっぺい)を食べる風習があります。
中国の十五夜の月見ではこの日に大きな丸い月餅を切り分けて食べます。「春節」「端午節」と並ぶ三大節句のひとつとして盛大にお祝いしています。月餅や果物、枝豆、鶏頭(ケイトウ:秋の季語)の花などを供えて月を祭りました。月餅とは満月にみたてた平たく丸い菓子で団円(一家だんらん)の象徴でもあるのです。
良く知られるのは餡の中に塩卵の黄身が丸ごと入った鹹蛋(タンファン)月餅があり鹹蛋とは塩漬けにしたアヒルの卵の黄身のことです。
中国には、他にもクルミ、黒ゴマ、ナッツ、小豆の餡だけではなく、ハム、マンゴー、イチゴ、梨、パイン味の月餅もあります。表面にウサギなどの絵柄を型押ししているのもあります。甘いのから辛いのまで、中国茶と一緒にいただくと口当たりがさっぱりします。
中国文化センター (ccctok.com) ⇐月餅について掲載をしています
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