・天須 てんす
ベラ科、本州中部以南に生息する温帯、亜熱帯性の魚で、成魚で体長35cm程で一見あまだいにも似るが、身体がうすべったい。
市場にはほとんど出回らず産地で消費している。幼魚期の5cmぐらいのは沿岸の岩間をひらひらとさせ泳いでいるが危険を感じると素早く砂泥地にもぐってしまう。成長すると沖合いに出て水深30mほどの砂泥地のあるところを泳ぎ夜間、危険時には、砂地にもぐる習性がある。
ベラ科の魚では、主に夏を旬とする。
体色は背部が赤みがかり頭部より腹部にかけ黄色っぽさがみられる。背鰭の頭部の刺が長いのが目立つ。味噌煮、から揚げ、塩焼きにしている。
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