流浪の転勤族のあちこち訪問写真集
◆Rectangular Memories◆
遠州周遊 その2 第3村
新年 明けましておめでとうございます
関東地方は 寒いながらも 穏やかなお正月を迎えました
どうか 今年一年が平穏でありますように
この写真の虎については 次回の記事で紹介します
新年最初のネタは 前回の遠州周遊の続きになります
今回は「シン・エヴァンゲリオン劇場版」に登場する「第3村」を訪ねる旅を
新年特別企画ということで 長々と紹介します
さてその「第3村」なんですが 大災害を経て生き残った人たちが暮らしている
昭和チックで のどかな集落で 「シン・エヴァ」の前半で描かれています
「第3村」の中でも もっとも象徴的な建造物が 転車台と扇形車庫です
この「第3村」の転車台と扇形車庫には 実在するモデルがあり
それが天竜浜名湖鉄道(天浜線)の天竜二俣駅にあります
天浜線は あまり馴染みのある鉄路ではないと思いますが
東海道本線の新所原駅から浜名湖の北側を経由して掛川駅に至る非電化単線路線です
国鉄時代は二俣線と言われていましたが 国鉄民営化に合わせて第三セクター化されました
天竜二俣駅には 過去に行ったことがあったので 「シン・エヴァ」を見て
すぐにどこだか分かりました
鉄道ファンには以前から知られている場所でしたが 今回「シン・エヴァ」が
ヒットしたことにより 鉄道会社も積極的なイベントを展開していて
鉄道ファンだけでなく 聖地巡礼のエヴァファンが多く訪れ 盛り上がっています
天竜二俣駅に行くには 天竜浜名湖鉄道(天浜線)に乗ることになりますが
浜松駅から遠州鉄道(遠鉄)で西鹿島経由で行く経路が早くて 効率良く回れます
天浜線と遠鉄は 人類乗車計画と銘打って 記念コラボ・イベントを実施していて
共通フリー切符を発売しています
このフリー切符を購入して まずはシン・ハママツ駅から遠鉄に乗ります
1 JR浜松駅を出て遠鉄の新浜松駅に向かうと
いきなりエヴァの世界に引き込まれます
2 共通フリー切符は遠鉄全線と「第3村」(天竜二俣)から
天浜線の西側を回る西ルートと東側を回る東ルートの2種類があります
さらにそれぞれのルートに2種類のデザインがありますので
全部で4種類のフリー切符があります
エヴァファンにとっては全部欲しくなるでしょうね
3 新浜松駅が「シン・ハママツ」駅になっています
4 エヴァンゲリオンのラッピングが施された遠鉄の車両
エヴァ2号機デザイン
5 反対側はエヴァ8号機デザイン
6 車内もエヴァだらけ
7 エヴァンゲリオンのストーリーの根底にある「人類補完計画」をもじった「人類乗車計画」
なるほど鉄道会社にとっては人類の乗車が永遠のテーマということか・・・な
7 遠鉄の終点はおしゃれな駅舎の「西鹿島駅」
この駅で天浜線に乗り換えです
8 乗換通路もエヴァだらけ
9 天浜線の西鹿島駅から2駅で天竜二俣駅改め「第3村」駅に到着しました
10 「だいさんむら」だらけです
11 これでもか!というほど「第3村」です
12 天浜線のガイドさんの案内で「第3村」の駅舎から転車台まで歩いて行きます
13 エヴァラッピング車両を転車台に載せて360°回転する様子を見せてくれます
14 現在は電動ですが 昔は人力で回していたとのことです
15 こちらが扇形車庫
「シン・エヴァ」では 診療所になっていました
16 扇形車庫には鉄道歴史館が併設されています
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18 かつて保線区員のお風呂場には列車のヘッドマークが展示されています
19 「第3村」から天浜線で西に進み新所原でJRに乗り換えです
20 天浜線の新所原駅にもエヴァのパネルが展示されています
新所原からは JRに乗り換え 浜松に戻りました
浜松駅近くでは駅前のバスターミナルや駅ビルの観光インフォメーションセンターも
イベントの対象となっており そちらも見てエヴァづくしの一日を終え 帰路につきました
エヴァンゲリオンは とても難解なアニメで 正直なところ
正確に理解できているわけではありませんが
こうして鉄道と絡めて 現地がクローズアップされると
興味が湧いてきて 行ってみようという気になります
イベントは期間限定なので 集客効果を長続きさせるのは難しいとは思いますが
今回列車に乗っていて また来たいと思わせる風景や
興味をひくお店に出会うことができましたので いつか再訪してみたいと思います
同じような思いを持った人が一人でも多くいることに期待したいと思います
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