ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

鷲敷ラインを見て泊まりは道の駅「鷲の里」(2015/4/28)

2015年04月28日 | 2015/4 四国のたび 4
昨夜の眉山山頂駐車場は夜遅くまで夜景見物の車が数台。他に小型の二輪車がやってきて、アクセルを空ぶかししながら10分ぐらい徘徊していたが、それが終われば静かなものだ。車中泊らしい乗用車とミニバンが数台いたが、昼間よりも多いくらいで笑ってしまった。

 徳島市内で行ってみたいところも見つからないので、ゆっくり目に眉山を出発。方向としては阿南市まで行って国道195号線(土佐中街道)を西に進んでいくことにした。

 途中で道の駅「公方の郷なかがわ」に立ち寄る。



ここにはJA直営の物産店があるがそれほど安くもないし面白みもない。国道55号線BP(片側2車線)のすぐそばにあるので、深夜も車の走行音が気になると思う。

 もう少し先から山の中に入っていくといっても、まだまだ道路はたいした上りではない。

 道の駅「わじき」に着く。小さな道の駅でお土産と食堂、観光案内程度で駐車場は国道195号沿い。



 次の道の駅「鷲の里」は国道195号からすこし入ったところにあり、21番札所太龍寺へのロープウェイ乗り場に間借りしている。駐車場も広く、静かだ。温泉の後にここに戻ってこよう。



 今日の温泉はここから少し先に行った「わじき温泉」。



建物はちょっとくたびれているし、内部の設備も昭和の雰囲気がたっぷり。宿泊と食事もできるようだ。ここのお湯は昔の銅山の廃坑から出てくる水を沸かしているそうだが、無色透明でほんの少し酸っぱい匂いがする。内湯のみで浴槽の内側の底に沿ってパイプから空気を吹き出している。源泉の鉱泉の浴槽は深く、立っていてもへその少し下まである。中腰になって静かに入っていると冷たさを感じなくなってくる。
洗い場は前の川に向かって膝から上がガラス張り。その川の景色が「鷲敷ライン」のようだ。

 帰り道に橋の上から見ると、川のそばに駐車場があるようだ。



 国道195号線から野外活動センターと書いた看板のところを入ってみたら、先ほどの駐車場だった。少し近辺を散策。

 
ちょうど川向こうが「わじき温泉」。

 



見事な鷗穴。中にはぐるぐる回っていた石がある。昔はこんな高さまで水位があったということだが、川底が侵食されて下がっていったのだろう。とはいえ、今でも出水があるとここの岩のレベルは簡単に水没するほど水が流れたようで、上流からの流出物があちこちに引っかかっている。これはかなりの暴れ川だ。

 ここの岩の裂け目などに様々な植物がある。いま花が咲いているのは2つ。







 道の駅「鷲の里」まで戻ってきた。17時本当に静かだ。

本日の走行は74.2キロ、燃費は10.4Km/L。






 
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脇町のうだつを見て徳島の眉山に来た(2015/4/27)

2015年04月27日 | 2015/4 四国のたび 4
朝になって道の駅「しおのえ」をちょっと覗いてみた。



店の奥の方には奥祖谷の一家がベンチに座っていた。



おはようございます。窮屈じゃあないですか?

 ここの店で生うどんと畑の山うどを買った。やっぱり畑のやつは香りがしないけど、茎の白い部分が長いのでこういうたびの時には使い勝手がいい。



川向こうが「行基の湯」。昨夜は川向こうで泊まって正解だった。道の駅はちょうどカーブになっているところで、さらに駐車場が道路沿いに細長いので道路走行騒音を正面から受け止めることになる。

 さあ、出発して一山越して徳島県は脇町に出てきた。久しぶりにうだつの町並みを見に行こう。



ここ、道の駅「藍ランドうだつ」は静かに寝る分にはいいところだ。小型車のスペースには大型車は入ってこれない。情報案内コーナーや売店は掘割の向こうにある。





昔の商家の建物を利用している。店の中もセンスよくまとまっている。ただし産直野菜はない。



売店を出ると左右に”うだつの上がった”商家の町並みが広がっている。





これは一昨年もみた二重うだつの家。



なぜか中途半端な鍵の手。

 あとは徳島まで行って徳島ラーメン。情報誌によれば行きたかったところは本日休業、行ってみたところは駐車場が狭くて入れなかった。そこで行った店は「支那そば 巽屋」。



ここは一昨年も来た店。美味しかったからいいか。



注文は(食券自動販売機だけど)支那そば肉玉子入り\750。スープが濃い茶色でいかにもこってりに見えるが、案外あっさりした味わい。肉は讃岐うどんの肉ぶっかけのようにじっくり煮込んであるので、この肉だけでもビール1本いけそうだが、そうもいかない。

 巽屋の向かいのスーパーで買い物をして、眉山にクルマで上がる。歩いて登りたかったが登山口の駐車場が見つからなかった。そこでよく考えたら、山上の駐車場は無料だし夜景も綺麗ということなので、今日は眉山山上駐車場で車中泊ということにした。



ここの駐車場は広いが、車はちらほら。観光する人はロープウェイで上がってくるのかな?
 屋島は山上に屋島寺はあるし歴史の重みもある。(水族館はともかく)観光地としての条件が揃っていてホテルや土産物の店もある。そして道路は有料なのにケーブルカーは廃止になってしまった。何が運命の分かれ目なんだろうかと思う。



ここの山上は色々な無線アンテナが林立している。



そして眉山山上からの眺めはなかなかのものだ。こうして見ると徳島という街も広島と同様に「川の街」だな。



 一旦クルマに戻って、山上駐車場から眉山縦走ルートをすこし歩いてみる。





車道と山道を1時間ばかり歩いて、ここの小さな祠をおがんで戻ってきた。

 戻ったら畑山うどを調理する。

皮はきんぴらに、芯は酢味噌和え、上の青いところは茹でて明日にでも胡麻和えにしよう。





白いところは芽が出てからおがくずか籾殻をどんどんかけてむりやり白くしているので、中がすかすかしているし、香りがほとんどしない。

 皮のところも硬いので、きんぴらも時間がかかる。



やっと出来上がったので、夜景を見に行く前に食べ始めた。



 19時頃が夜景の見頃のようだ。懐中電灯をポケットに入れて、階段を上がって見に行く。



空がすこし霞んでいるのは残念だが、見事な夜景だ。

 本日の走行と燃費は?写真を撮り忘れたので、明日また。

この日の走行は83.2キロ、燃費は9.6Km/Lだった。


 
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うどんたび4th 七ハイ(High)目で止めて道の駅「しおのえ」(2015/4/26)

2015年04月26日 | 2015/4 四国のたび 4
 ここまで来たのだから「一福」のうどんを食べていきたい。こういう強い希望があって、少し遠いが(といっても広島からここまでの距離を考えると誤差の範囲)開店30分前に着くように行った。行った時には既に数台車が駐車していたが、開店5分前にはは満車に近い状態。店の入口から50人くらいの行列ができている。



自分の注文はここぞとばかりに、ぶっかけ冷の2玉\380とよせばいいのにエビのかき揚げ\110の誘惑に負けてトッピング。



こんな細いうどんでどうしてこれほどのコシがあるのというほどの食感、硬いわけではないのに(細いので)沢山のうどんを口に入れると、いつまで噛んでいてもうどんが細かくならない。ここではぶっかけのつゆをかけ並みに入れてくれるので、芝えびのかき揚げをぶっかけのつゆに浸して食べるたら、かき揚げは冷えてはいたがさくさくで、つゆが少しだけ染み込んだかき揚げがじわ~としておいしい。これが揚げたてならどんなにいいだろう。

 もうこれで讃岐うどんは充分食べた。まだ開いている店は色々あるが、最後が「一福」なら文句なし。明日「谷川米穀店」に行くことも可能だが、7日もうどんばかり追いかけていたのでここまでにする。

 少し体を動かすために、成合運動広場にやってきた。ここは香東川の河川敷のグランドの一つでこの横をサイクリング道が通っている。駐車場をどんどん入っていくと、ちょうど橋の下の日陰のところが空いていたのでここにクルマを止めて早速自転車を組み立てる。



 最初に下流に向かって走る。グランドでは草野球のチームが対抗戦をしていた。



自転車(歩行者)専用道路は気持ちがいい。河川敷と堤防の上の道なのでUP&DOWNがほとんどなくて走りやすい。とは言ってもところどころで一般道に合流するところがあるので、少し気を遣うところもある。







河口近くまで来たがどこまでが自転車道だったのか判然としなかった。

折り返して川を上って行くわけだが、登りを気にすることはほとんどない。



専用道だったり一般道になったりしたが、どんどん走っていくと川はもう上流域の感じになってきた。





そしてここで自転車も止まれとは書いてあるがどちらに進むのかわからない。真っ直ぐ行ったら行き止まりだったので、あきらめて折り返すことにした。気持ちのいい汗をかいてクルマに戻ってきた。

走行距離は39.2キロ、走行時間は2h10m、平均速度は18.1Km/h、消費エネルギーは1278Kcalということのようだ。これで今夜のビールも美味しいだろう。

 さっそくスーパーで夕食の買い物をして、今日の温泉は塩江温泉の「行基の湯」に向かう。ここは国道193号線の脇に道の駅「しおのえ」があって、そこから橋をわたった対岸にある。道の駅の駐車場は国道脇で狭くて傾斜があるので、温泉の駐車場にクルマを停めた。お風呂から出た時に、そのまま一晩泊めていいかを確認したらOKが出たので、今夜はここで車中泊。

 

「行基の湯」は木造の平屋の建物だが、中に入ると三層吹き抜けの気持ちのいい浴室。露天風呂も空と林を見上げて、鶯の鳴き声を聞きながらゆったりと入る。お湯は無色透明ですこし肌がつるつるする。成分の総量は0.3g/kgなので濃い温泉ではないが、ここで泊まればいいという安心感もあってゆったりとした時間を過ごした。

 今日の走行距離は37.5キロ、燃費は9.6Km/L。

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うどんたび4th 六ハイ(High)目(2015/4/25)

2015年04月25日 | 2015/4 四国のたび 4
 今日は朝から快晴。昨日屋島山上で考えていたことを実行に移す。要は五剣山の外周を海岸沿いにぐるりと回るわけだが、ついでに屋島の外周も回って、さらにうどんも食べることにした。

 まず、クルマを道の駅の正面ではなく夜間は閉鎖になる奥の駐車場、昔のコトデンの前に移して自転車を組み立てる。



 立ち寄るうどん屋は庵治の大木戸だが開店時間が11時なので、まず屋島を反時計回りに回って戻ってきて五剣山も反時計回りに回るといい時間になるのではないかと計算した。
 朝食がサラダとヨーグルトだけだったので、これでは11時までは持たない。走っている途中の琴電六万寺の前の「さぬき麺児」という店がなんとなくいい感じだったので、入ってみた。



おお、うどんを包丁で手切りしている。熱いかけの小\200を頼んでレジの前でフリーの天かすとわかめを入れる。これでわかめうどんになった。



このうどんがしっかりしている。そこそこコシのあるうどんはかなりイイ線を行っている。ただつゆは並レベル。でも飛び込みではいいうどんに当たった。

 さて、屋島のつけ根に来たが、昨日山上から見て気になったものがあった。



それが上の写真の左下の四角い形の公園らしきもの。トイレのようなものも見えた。

行ってみたらあまり綺麗に整備されてはいないが、公園とトイレ、トイレの前に数台の駐車スペースがあるが、なぜか漁網が転がしてある。車中泊に使えそう。



ここから本格的に屋島外周を回る。少しUP&DOWNはあるが軽くクリア。

今度は五剣山の反時計回り。こちらはかなりきついルートだった。登ったと思ったらすぐに下り、また登りを繰り返す。

高いところに上がると景色はいい。





本当に海水がきれいだ。こんな海水浴場なら泳ぎたいと思うだろう。広島市近辺ではなかなかこんなきれいな海はない。

グルッと回って庵治の漁港まで来た。ここからは屋島も見えるが、屋島からも見えていた場所だ。



また五剣山の岩峰も見えるようになってきた。



 もう少し走ったら目当ての「大木戸」。



少々時間を食ってしまったので着いた時はお昼前。この周囲には名産「庵治石」の工場がたくさんある。ここはそこの職人さん達の食堂みたいになっていて、店内はいっぱいのお客さん。それで注文は熱いかけの小\220とちくわ天\90。



うどんはコシが強くてもちもち。つゆはいりこの香りと味でガツンとくる感じがなかなかいい。

 うどんを食べたら重い足を回して「源平の里むれ」まで戻る。いやあ疲れたとばかり言っていられない。というのはこの裏の駐車場までいっぱいになってきた。早々に自転車を片付けて退散。今日の自転車走行は44.6キロ、平均速度は16.6Km/h、消費カロリーは1,452Kcalということらしい。これならまだうどんもいける。

 今日のうちにもう一軒行っておきたいところがあった。そこは「谷川製麺所」。田んぼの中の青い屋根の製麺所。昨年10月に初めて食べてからファンになった。



こんな農家の納屋のようなところの奥で製麺所をやっている。メニューはうどんの大、小と替え玉、うどん玉のみ。うどんの小を注文すると、丼に入ったうどんをくれる。それに寸胴鍋の具入りのつゆを自分で注いでねぎをかける。なべの底には具が沈んでいるので、おたまをゆっくり引き上げて、丼に盛る。



今日の具は筍がたっぷり。うどんそのものもそこそこにコシがあっておいしいうどんだ。食べている最中に小学生の子がうどん玉を買いに来た。おいしいうどんだもの。

 こういうのどかな風景がいいなあ。
時間が空いたのでコインランドリーを探して洗濯。乾燥が終わって風呂敷に洗濯物を詰め込んでクルマに戻る頃にオーナーの人が掃除にやってきた。なんでか「ご利用ありがとうございます」といって、ティッシュをひと箱くれた。

 今日の車中泊は道の駅「香南楽湯」、温泉もここで入って疲れを取ってゆっくり休みたい。今日は足のすねの方が痛い。今夜もまたシップ剤のお世話になる。

 今日の走行は39.9キロ、燃費は8.6Km/L。連日の走行50キロメートル未満のため、サブバッテリーが底に近いレベルで稼働している。






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うどんたび4th 五ハイ(High)目(2015/4/24)

2015年04月24日 | 2015/4 四国のたび 4
 今日から高松に入るが、その前にここから近い山越うどんに向かう。
走っていると4台くらい前を讃岐うどん巡りツアーのバスが走っている。多分山越うどんに行くのだろうなあ。平日だけど混雑するかな。と思いながら後ろを走っていった。
いつもの駐車場のいつもの場所が偶然にも空いていたので、すんなり駐車。急いで店に向かい団体よりも前に店に入ることができた。(うどん巡りの人たちも15人くらいだった)

 山越うどんは釜たまが合う。後の団体さんもみんな釜たまを注文していたので、生うどんを釜に放り込むところから始まる。ちょうどいい。しばらく受付カウンターで待ってから、釜たまの入った丼を受け取って支払いをする\250。今日はどうしたことか店の人がだし醤油の入ったボトルを持ってきて適量入れてくれた。
 外の土間席に出てみてびっくり。これまでベンチが並んでいたところが作り付けのテーブル席になっている。



これで格段に食べやすくなった。



さて釜たまは期待にたがわずなめらかでむちむち。これも安心できるメニューだな。

 次はいよいよ高松に出るわけだが、大好きな「一福」が本日は定休日。そこで今日は新規の店で「清水屋」に行ってみる。ところが店の前まで行くと、本日は臨時休業とのこと。ちょっと調子が狂った。仕方なしにぐるっと回って「宮武うどん」。



ひやあつの小\250とかき揚げ\120を取った。



うどんは無骨な感じの太めでコシがある。いいうどんだ。

 もう一軒、新規の店で栗林公園北の「竹清」に行ってみたが、駐車場が3台分で空いてはいたが狭くて入れそうにもないので諦めた。
スーパーの駐車場にクルマを停めて色々と別の店も考えたが、本日は何だか気合が抜けてきた。そこで真昼間ではあるが温泉に向かう。

 今日は「 春日なごみの湯 湯楽温泉」なんと\360。



お湯は無色透明、含弱放射能-カルシウム・ナトリウム-塩化物冷鉱泉ということで、いかにも温泉だというものではないが清潔なお風呂で気持ちよく入浴できた。

 その後は高松に来たら定番の屋島登山。いつもの駐車場にクルマをとめて屋島ケーブルの廃墟の前を通って、遍路道のルートから歩いていく。




このお墓のところの入口から見ると山頂の岩壁が迫っている。

少し入ったところから右の直登ルートと左の屋島寺参道に向かうルートに分岐する。上りは直登でいく。



直登ルートは小さな尾根を真っ直ぐに登る急な道だ。上がっていくと、崖の下に出るので左に巻き込んで登っていく。しばらくして
平坦な林の道になったらすぐに山上につく。



上りは時間にして30分くらい。

出たところは屋島ケーブル山上駅と屋島寺を結ぶ道路で、その昔はここが屋島観光のメインルートだったのだろう。



 山上をぐるりと回って景色を楽しむ。



 これは八栗、五剣山方面。明日はあの半島の周囲を自転車で回ってもいいなあ。



 こちらは高松市街方面。

 そろそろ夕刻になってきた。帰りは屋島寺のメインの参道下っていく。





きちんと整備された道だが、これが結構急な坂。足にくるがストックで支えながら降りていく。途中の木々の緑が柔らかい。



参道の下まで15分。足はかくかくするが、ここからクルマまで少しの辛抱。

 今日は道の駅「源平の里むれ」で車中泊。

 今日の走行は46.4キロ、燃費は8.8Km/L。

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