ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

短時間でバルク充電からフロート充電に移行するので満充電にならなかったリチウム電池 (2022/6/4)

2022年06月05日 | アラモの快適化と車中泊・キャンプの快適化
 5月のキャンプの際には使用電力のほとんどをソーラーでまかなって、全く問題はなかった。



ではあるが少々まずい点がある。

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 SUB2のリチウム電池の電圧表示メーターの指示値が、ソーラーチャージコントローラーに表示される電圧よりもかなり高く表示され(0.8V)ているのだ。
このためにSUB2の電圧が上がらないうちにバルク充電ステージ(じ~さんの場合は最大29.2V)が終了して、充電電圧が27.6Vのフロート充電ステージに移行してしまうのだ。フロートモードでは通常はPWM制御により弱電流で充電する。
 ところが幸いにも使っているソーラーチャージコントローラーには、フロートMPPTというモードがあって電圧は低いがMPPTの最大電力点で充電していくので、それなりに充電はする。



それでもバルク充電に比べると最終段階での充電電圧が足りない。

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 原因として考えられるのはチャージコントローラーからバッテリーまでの電圧降下が考えられる。そこで10Aを充電中に電装BOXを開けて、配線ルート上の電圧降下を測定してみた。

 ✙ 側のルートではチャージコントローラー直下につけたDCブレーカとSUB1/SUB2の切り替え用ナイフスイッチとで0.3V弱だ。
側のルートはちょっと複雑な切り回しをしていて、配線が0.1Vと間に入れた接地を浮かせる切り替えスイッチが0.2V。合計で配線ルートの電圧降下は0.6Vになる。おまけに切り替えスイッチは入り切りをすると変化(接触抵抗のせい)する。

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側のルートが複雑な切り回しになっているのは、SUB2の電圧が低下した場合にSUB1から電力を融通するための回路(横流し回路)をつけているせいで、これをなくすると0.3Vほど改善ができる。
そして薄々わかってはいたが、チャージコントローラーの監視電圧のキャリブレーションが0.2Vほどあった。

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 こういうことがわかったので、横流し回路を撤去して配線を整理・増強する。





 二段目の配線ボードはこんなに整理された。



 ついでに端子を取り外して1日放置していたSUB3(ACDelco M31MF 2019/9)の状態を確認したら、端子電圧13.1Vでまだまだ使えそうで安心した。

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 チャージコントローラーのキャリブレーションも終えたので、天気のいい日に配線ルートの電圧降下を確認しておこう。

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