Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

「電池切れ」ってアリますか・・・?

2006-09-17 14:40:33 | Weblog
近ごろ、kirikouのお話をあまりしていなかったような気がしておりますので、近況報告でもいたします…


気づいたら、9月も半ばをすぎていましたが
朝の登校は、相変わらずあまり調子が良くなくて、遅刻すれすれの日やら
大幅に間に合わない日もあったりの「低空飛行」が続いています。

金曜日の通級指導日には、嫌がることなく、何とか少し遅れながらも通っておりますので
私も、先生にご相談したり、他のお母さんたちとお話したりしながら
なんとか、対応に追われつつ、日々を過ごしているところでしょうか?


先週の日曜日は、午前中の暑い中をソフトボールの練習に参加して
午後はお友だちと目一杯遊んで、夜はひとつ先の駅の神社のお祭りまで夫と出かけて

体力気力を使い果たしてしまったようで、月曜日の朝は、ナントカ登校できたものの

火曜日は、まるで「電池の充電」が切れてしまったかのように
朝から、動けなくなっていました。

どうも、kirikouのような子どもたちは、体力的な疲労や精神的なストレスなどに対する
抵抗力というか耐性というのでしょうか、などが低いような気がしています。

少しの変化にも敏感に反応したり、
この程度の疲れならば…大丈夫ではないかしら、ということにも
大きな影響を受けることが、あるように感じています。

モチロン、それを測定したり、数値や検査結果で示すことのできるようなものでは
ないのかもしれませんので、あくまで、母親から見た感想にすぎません。


ただ、これまでのいろいろな経験から考えると、そんな気がしてなりません。

幼稚園の頃のことで思い出したことですが
年中さんの頃から、幼稚園の隣のグラウンドでやっているサッカー教室に通っていました。

体力づくりが主な目的でしたので、コーチの声かけが上手く入るときもあれば
土いじりに気がいってしまい、なかなかボールに興味が行かないこともしばしばありました。

そんな時、ナントカ練習で走り回って、ほんとうにがんばって
いざ、家への帰り道になって、もう体力気力を使い果たしてしまったかのように
道の端っこに座り込んでしまい、どうにもこうにも動けなくなってしまうことがありました。

あくびをしたり、わけのわからないことで駄々をこねてみたりして…
こちらもほんとうに、困り果てて、情けない思いをしたことがありました。

そんなことが何回かあって、そんな時は、アレコレ言ってなだめてみたり
ふと、本人の気が変わるの待ってみたり
いつも持ち歩いていたキャラメルやアメ玉を口に放り込んで
様子を見ながら、ナントカカントカして、家までたどり着きました。

今思い返すと、これもそんな「電池切れ」の状態だったのではないでしょうか?

それから、「このくらいなら…」「もう少し、がんばれるかしら?」と思いながら

その「良い加減」が、なかなか図りきれずに、ここまでやってきたように思います。


実は、先週の半ば頃「3年生の漢字の前半のまとめ」のテストがあり

家庭での学習ができておりませんし、「書くことの苦手さ」もあるので
予想はしていましたが、結果は惨憺たるものでした。

この3連休に、書けなかった漢字を3回ずつノートに書くという宿題が出て

本人は、意外に素直に受け止めているようで

私が「やっぱり、漢字は毎日少しずつでも、書いて練習したほうがいいね。」と言うと
「わかった。」と答えていました。

けれど…、どうしても、学習に際しては、私と一緒にするのは難しくて…
夫に見てもらうことにしました。

最近は、なぜでしょうか、お父さんの言うことのほうが、素直に聞いているようで
私が言っても、なかなかやろうとしないことが多いような気がします。

このように、苦手な課題に対しても

「実力プラス1の負荷」と言われる、その「1」のとり方、図り方

しいていうならば、どこまでの負荷をかけるか、引き際をどのあたりに見定めるか
着地点や目標をどのあたりに設定していけばいいのか、などなど…

そのあたりのことは、ほんとうに子ども一人ひとりの特徴ともてる力の見極めも難しく
さらに、その子どもの状態も、こちらの状況と共に日々刻々と変化しているわけで
考え出したらキリがなくなってしまいます。

親って「ここまでできたんだから、もう少し、あと少し…」と
ついつい、欲張ってしまうところがあるようです。


結局、そのときそのときに、こちらもあちらも
そのときの状態に応じて、「もてる力のぶつかり合い」ということになりがちです。

それがよいのか悪いのかも、簡単には言えませんし
そんな時に、安定的に対応することができるようになれる自信も
まだまだ、まったくありません。

いつしか、達観することのできる日が来るのかどうか…?

けれど、皆さんもそれぞれに、同じように

これまでも、これからも、やっていくしかないんでしょうね…

悲観的にならず、あきらめないで

なおかつ、ゆったりと構えられる余裕を少しでも持てるように工夫しながら

こんな感情も想いも、どこかに表現していくことができれば…

ナントカなるのかしら…ということで


きっと、また 明日はやってくる…

どんな明日か、それは明日になってから考えても、いいのでしょうか?

「明日を思い煩うことなかれ」って言葉もありましたね…

ついつい、前だおして感じてしまうタチなので…心配しだしたら、キリなくて

それはそれとして、できる準備はしながらも

出たとこ勝負の、思いっきりのよさも、悪くはないかと、ふと想いました。



今日の日を、できるだけ 「精一杯に 生きてみる」  そうしたら

そうです!!こんな歌がありましたよね~




 ♪ 明日がある ♪ 明日がある ♪ 明日があ~る~さ~ ♪





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5 コメント

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今日出来ることは、今日中にv(^_^) (Makoto(^_^)v)
2006-09-17 21:28:44
今日出来ることは、明日に回して・・・・・?

無理、むら、無駄、をはぶくのが、スマートとされている世間で

そういた日々でしか(無理、むら、無駄)生きて来れていない

我が家の家族5人は、好きでスローライフをやっているわけでは無く、もースピードで生活している気持ちなのに、世間的にはドンくさいと映るらしいのですが。ま~いいや、重量挙げをしながら生活してるんだから、なんて、開き直っているみたいな

、でも、それって淋しいような、でも頑張ろう見たいな。

王さまは裸だでは無く、人民は鎧(よろい)をきているぞ!!

なんて世界で生きていてもいいと思います。

人民の鎧は王様には見えないかも知れないけれど、それでもいいではないですか、なんて。やけに花丸の多い子供達の答案の意味子供が中学校に進学して解ってきました。みんな花丸だったんです。笑い(^_^)v頑張っていきまっしょい。

大学生のお母さんてすごいですね!?

いつも本当にありがとうございます。嵐の夜に Makoto

kirikouさんてすごいなって思います。ラジオからpower of musicがながれています。♪♪♪
返信する
お久しぶりです。 (ぴーまん)
2006-09-17 22:19:26
お久しぶりです。



PCが不調で&引越しが決まり、バタバタ過ごしていました。なので、ROMさせて頂いてばかりいました。ごめんなさい。



>どうも、kirikouのような子どもたちは、体力的な疲労や精神的なストレスなどに対する、抵抗力というか耐性というのでしょうか、などが低いような気がしています。



>少しの変化にも敏感に反応したり、この程度の疲れならば…大丈夫ではないかしら、ということにも、大きな影響を受けることが、あるように感じています。



他の方々はどうか分りませんが、私ものびたくんも、同様に、電池切れしますよ^^;私の場合なんかは、今来ている台風なんかにも、簡単に影響を受けます。私は昨日から不調です^^;子供の頃からそうでした。アラレちゃん=長女も、今回の台風では、「具合が悪い」と、初めて口にしました。



天候以外でも、ちょっと他者の前で意見を述べる、とか、病院受診する、とか・・・電池切れになる要因?は、まだまだイッパイあります^^;



私自身は子供の頃からの自分の電池切れ要因?を、自分が分るので、電池切れを逃れる、とか、切れても構わない状況を先に設定する、とか、それなりに対応してます。

のびたくんは、自分で知っている要因?と、そうでない要因?があり、知っている時には、事前にその後どう過ごすか?を、話し合っておきます。

知らない時には、「多分、電池切れになるよ。」と伝え、切れるのが嫌かどうか?の確認、また、切れたら教え合う、という状況を作っています。



おせっかいかもしれないけど^^;電池切れになるよ~!&我が家の対処法を、伝えてみたくなりました。です^^;





>今日の日を、できるだけ 「精一杯に 生きてみる」



「明日の事を思い煩うことなかれ」は、簡単に言うと、

「今日をできるだけ精一杯生きる」

そういう事ではないか?と、

腐れクリスチャンは認識していま~す(^0^)!



だから、風待人さまは、そのままで、いつもの様に、想う事をそのまま書き記していっていいのだと、私は思いますっ!



そんな、風待人さまの心の奇麗さに感謝しつつ。

長くなりすみません。  
返信する
偶然、九州地方からのお便りですね!! (風待人)
2006-09-18 00:00:58
Makoto(^_^)v  さま



「みんな花丸」って、うらやましい限りです!!



世の中がそんなふうに、「みんなちがって、みんないい!」だったら

どんなにか、生きやすいかと思います~



「power of music」は、知りませんでした・・・

そういえば、最近、ラジオを聴くことが、あまりなかったことに気づきました!



アンジェラ・アキさんて、どんなお声なのかと、興味が湧きました!!



こちらこそ、コメントありがとうございます!



ぴーまん さま



九州地方は、台風の通り道で、いつもタイヘンですね~



お引越しされたんですか?皆さま、お元気でいらっしゃいましたか?



私もkirikouも、夏休みも、新学期も、相変わらずバタバタしています。



それにしても、のびたくんも、アラレちゃんも

さすが、ぴーまんさまのお子様ゆえ、

「電池切れ」の感知と対処が、もうできているなんて!!



ほんとうに「素晴らしい!」デス。



我が家も、これから少しずつ見習って、やってみますね!



良いんだか悪いんだか、こんなふうにしかできない・・・ということで

皆さまに、至らないところは指摘していただけたら、ホントウにありがたく

また、お言葉をいただけると、とってもうれしくて・・・



ポチポチ、行きつ戻りつしながら進んでいきたいと想っています。



それにしても



今日の日を、できるだけ 「精一杯に 生きてみる」ってことなんですね~



実は「想いついた」というか、一回書いてから

この部分は、あとから書き足したんですよ~



どこかから、お言葉が浮かんできたように想ってしまうのもどうなんでしょうね・・・?



まぁ、とりあえず「ポチポチいきましょう!!」でいいんでしょうか?

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夏を越えるから。 (ハラサチコ)
2006-09-18 23:30:18
風待人さま、こんにちは(^_^)



私の「お客様」でも、この時期は低調(だいたい毎年)という方がいます。

夏を過ごすことはできても、「越える」にはものすごいエネルギーを使うので

電池が終わっちゃうみたいです。

1年という大きなスパンでとらえると、そういう時期はあって当然と思い、

この時期はあまり昂揚を促す音楽療法は行ないません。

(音楽を「充電」の材料にはあえて使わない、ということ)

復調のきざしをとらえて、そこをそっと後ろから風を送るような

援助が出来ればいいな、と思っています。



生身である以上、こころも体も波が打つんですよね。

そんな中を無理して漕ぎ出すよりも、凪を待ちたいと思います。
返信する
凪を待つ・・・静かなこころ・・・ (風待人)
2006-09-19 08:47:46
ハラサチコ さま



「1年という大きなスパンでとらえる」というお言葉に、納得することしきりです。



なるほど・・・そんな余裕を持った視点が大切なのでしょうね・・・



今、とても気にかかりながら・・・



ここに書けずにいることがあります・・・



夏を越えて、とてもツライときを迎えつつあります・・・



私自身は、微妙な立場のせいか、でも、それとは少しちがう・・・





ホントウに自分のことのようにカナシイ・・・

けれど、できるだけ、こころ安らかに、家族みんなで



『そのとき』を、迎えたい・・・とこころから想っています・・・





それにしても、今日は悲しすぎるくらいに美しい青空ですね・・・
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