松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

なっちん

2009-12-23 01:25:59 | その他
納音…「なっちん」と読むそうな。

たまたま種田山頭火の名前には納音からつけられてると聞いて、はて?納音とはなんぞや?と思って調べてみました。

納音とは、六十干支を陰陽五行説や中国古代の音韻理論を応用して、木・火・土・金・水の五行に分類し、さらに形容詞を付けて30に分類したもので、いわゆる運勢占いの事です。

自分の納音を知るにはこちらのサイトで調べてみましょう。生年月日を入力して実行です。

私の納音は「覆燈火(ふくとうか)」でした。先ほどのサイトによると、
>灯籠の灯りのように周囲を覆われた火。
だそうです。

ううむ。私の星座は射手座。火のグループです。
九紫火星で覆燈火。おまけに和ろうそくと関わりがある…という、
まさに火の影響を受けている人間のようです。

…とはいえ、血液型とか星座とか、占いってのはなんとなく当たってる感じがするものですよね。あんまり信じすぎるのも考え物です。

山頭火は「山頂にて燃えさかる火。非常に目立った存在で、優れた知性を持ち、人を魅了する。ただし、制御を怠ると不用意に近づく者に危害をなす存在となりうるため注意。」と書いてありました。

種田山頭火の父は放蕩三昧で酒浸り。山頭火自身も妻子を捨てて東京に出奔しては関東大震災で元妻のもとに逃げ帰ったり、自殺未遂を起こしたりと、波乱の人生を送った挙げ句、雲水姿で旅して俳句を作った人。彼の俳句は季語や五・七・五にとらわれない自由律俳句で昭和の芭蕉として多くの人から愛され、国内の句碑は500基以上もあるそうで、まさしく「山頭火」にぴったりです。

ところが、実際の種田山頭火の納音は「楊柳木(ようりゅうぼく)」。

楊柳木は、「柳の木のこと。向上心は旺盛だが、流れに逆らわず、従順で素直な面を持つ。自分が先頭に立つよりも他人のサポートをすることで成功する。」だって。種田山頭火は「山頭火」という音の響きが気に入ったから、それを俳号にしたのだそうです。

さてさて、あなたの納音は?

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