皮膚トラブルも、漢方的な発想をすると「体をトータルに考える」ことによって、さまざまな対策の可能性が見えてきます。
実際中国では、体質にあう漢方薬を煎じて、これを服用すると同時に湿布として使ったりします。軟膏もいろいろあり、また体質に合わせて生薬を軟膏にブレンドしているそうです。
日本では、販売されている生薬の軟膏は種類が少なく、く紫雲膏や太乙膏、中黄膏くらいしかありません。
そこで、自分の肌状態に応じて、さまざまな工夫をするとよいでしょう。
さて、昨日の講演の中でも「五行草」は大活躍していました。
(トピックス1)五行草でまず湿布(ローションパック)
これからのシーズンは、あせもや日焼けなど五行草の機会が多くなるでしょう。
ハーブティーとして飲むと同時に、五行草のエキスをコットンに含ませ5~10分くらいパックすると、ひんやりいい気持ちでさっぱりします。パックの後は、肌体質にあわせたスキンケアをしっかり行っておきましょう。五行草入り化粧品シリーズ爽肌精(そうきせい)
(トピックス2)セ・サージクリームの応用
すでに美容クリームとしての支持が高いクリーム「セ・サージ」。
慢性トラブル肌の再生にも、積極的に応用されていました。
乾燥が強い場合は、ワセリンと混ぜたり、ローションがしみるような傷がある場合は、サージオイルの上に塗り重ねたり・・・
また、クリームとローションを混ぜたり、それもその時々の肌状態によって混ぜる割合をかえてみたり・・・
いろんな工夫がありました。すでに、これらをご利用の皆さんも自分の肌状態に合わせた工夫をどんどん行ってみてくださいね。
よい結果をお待ちしています。漢方理論に基づいた「セ・サージ」や「瑞花露(すいかろ)」「爽肌精(そうきせい)」。これらの製品の優れているところは、なんといってもそのレシピの良さです。
漢方の専門家が生薬の性質を知りつくして、生薬相互のバランスをしっかりとっているところでしょう。単に、「○○がいい」ということだけで、生薬エキスをあれこれ適当に寄せ集めて配合しているのではない、ということです。
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