この頃多い、こんなご相談。
食べても胃でつかえて、腹も張って苦しい、痛いようでも押しても痛いところがはっきりしない、便秘かと思えば下痢になる、何か月も続いてちっともよくならない・・・
このような状態に陥った原因はいくつかあるでしょうが、その中で、
中医学には、「気滞」という概念があります。おそらく西洋医学にはない捉え方でしょう。
「気滞」症状の特徴は、つかえる、張る、部位が移動して固定しない、日によって症状が異なる、気持ちがスッキリしないなどで、その部位や症状、病名にこだわりません。
無意識のストレスでもこのような状態になることがあります。
この日のご相談者は、気滞症状が胃腸に集中的に現れているようでしたので、気の流れを調える漢方と胃腸を元気にする漢方をご紹介し、約1週間。
食べ物がおいしく食べられるようになり、体のこわばりがずいぶんとれたと晴れやかな顔になりました。
中医学の体全体を見る考え方があってよかったと思います。
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