漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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立冬、冬の養生は「補腎」

2022-11-07 | 冬の養生法
今日は立冬。そして11月7日は「いい鍋」の日なんだとか。
温かいものを食べたいですね。鍋の中身をどうするか?
冬は「腎」を養生する季節です。そこで腎に良いといわれる食材を加えてみてはいかがでしょう。

腎に良いといわれるもの、
クルミ、黒ゴマ、黒豆、黒米などタネ類、できれば黒いものの方がよい
黒きくらげ、黒砂糖、牛肉、羊肉、鹿肉、
エビ、アワビ、牡蠣、うなぎなど海のもの、
長芋、ほうれん草、玄米茶、ほうじ茶、黒茶、プーアール茶など

そして温まるものは、
羊肉、牛肉、うなぎ、鹿肉、シナモン、ナツメ、ショウガなど

『腎は精を蔵し、成長、発育、生殖を主(つかさど)る』
「腎」は「生きる司令塔」ともいえる部分。
これをあえて西洋医学的に表現すれば、視床下部から脳下垂体そして各部のホルモン的な連絡網、さらに骨髄の血液や免疫細胞をもコントロールしているところといえるでしょう。
だから「腎」がしっかりしている人は、スクスク育ち、若々しく生殖能力も優れ、そして壮年老年期の不快症状も少ないのです

印旛沼にやってきたヨシガモはまだエクリプス
タゲリの群れが飛んでいきます。
冬鳥がどんどんやってくる印旛沼です。


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