遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

フィル・ロード/クリストファー・ミラー監督「LEGO(R)ムービー」

2014-04-02 23:11:17 | 映画を見てきた
2014/4/1

□監督が「くもりときどきミートボール」の人だったので、つまらないことはないだろうと思って見に行く。
□3D(吹替)。子供率高い。
□LEGOの世界で暮らす平凡な若者が、世界を救うかもしれない話。(ネタバレ対策のぼんやり紹介)
□事前知識をあんまり入れないで、「確かにレゴは優れたオモチャだけど、まあ、映画にしたってたかが知れてるよね。オー!マイキーみたいな感じでしょ?」くらいの期待感で見て、打ちのめされるのがオススメ。すいませんでした。
□実写でもアニメでもなく、ちゃんとLEGOじゃないと成立しない話になっている。LEGOじゃなきゃ成立しない話ってどんなだよ。
□ついでに、タイトルの「LEGO(R)ムービー」は単に「LEGO(を使った)ムービー」ではなく、「LEGO(とは何かを提示する)ムービー」になっている。
□そういう意味でタイトルはこれ以外ありえない。脚本家が完璧な仕事をしている。
□細かいツッコミどころを指摘するのも空しい。
□後半のぎょっとする展開にも、スムーズに移行している。自然。どんな技使ったんだろ。
□LEGOが世の中の森羅万象を表現できることは知っていたので、どんな視覚表現されても驚かないつもりだったけども、アクションシーンでびっくり。
□客席で声が出てしまうくらいかっこいい。アメリカのノリのいい映画館で見たらもっと楽しかったと思う。
□子供のころにキン消しとか使って妄想力だけで遊んでいたあの感じが、もののみごとに可視化されている。懐かしさに興奮した。
□伏線の張り方。途中で出てくる真っ黒なあいつの存在までが伏線だとは思わないわ。
□脈略のない世界感がLEGOらしさを表現すると同時に、その後の展開への伏線になっている。抜け目ない。
□ヒロイン描写がくだらなくていい。髪がなびく感じ。
□知ってたけど、やっぱり山寺宏一すごい。
□曲の使い方が好き。耳に残るし、ちゃんと揚がる。
□ラストの切れ味。
□アナ~が名作には違いないけど、好みはこっち。
□ほんとできるだけ余計な前知識を入れないで見たほうがいい。
□映画の日なのにお客さん、あんまり入ってなかった。
□もったいないよ!

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