高速道路

2008-10-03 00:00:00 | 発見アメリカ

車社会といいますか、とにかく国土が広くってみんなてんでに散らばって生活しているから、車でもないと社会的活動が難しいわけです。ということで、さすがに高速道路などはよく整備されています。高速道路にも種類があって、僕の近所にはInterStateという州間連絡の幹線やその支線と、Parkwayと呼ばれるちょっとクネクネした高速とが並んで走っています。そんな並べてまで要るのかなと思ってたらちゃんと朝渋滞してました。東名道や東北道みたいな3車線4車線の道路が、首都高みたいにビルをくぐったり高架になってまたいだりしてて迫力あります。走ってるとあまり分かんないけど。あとたまに、路肩にバーストしたタイヤが落ちてるんですよね。こちらではパンクなんか日常茶飯事、とは先輩の弁ですが、初めて車の窓から見ると凄いインパクトですよ。

Parkwayっていうのは「公園道路」と訳されるそうで、道の両側に緑地帯を整備することを原則とした自動車専用道路です。陸橋とかの設計が乗用車用に作られているのでトラックはダメで、そのため設計がけっこうキツくて、カーブもきついし突然制限速度が変わったり、あとランプが非常にきつく出来ていて、車5台分くらいの並走区間で制限20マイル(40キロ)に落ちてたり、知らないと急ブレーキを踏むことになるんです。慣れないうちは怖かったですよ、合流地点にSTOPサインとかあるし。例えれば緑で囲った首都高という感じでしょうか。ふつうは制限が55マイル(90キロ)くらい、流れも10マイルオーバー(105キロ)くらいで、乗用車だけが緑に囲まれて走るので慣れてみると僕はこちらの方が走りやすくて好きですね。

あと、日本と全然違うのは、一般的には高速道路は無料だということです。だから、たとえば会社のお昼に外で食べよう、と言って高速に乗ったり普通にします。幹線道路で有料のこともありますが、大きな橋などがなければ50マイルくらい移動しても5ドルとか、そんなもん。成り立つ条件がいろいろ違いますが、日本とくらべて高速道路がより生活必需品なのだな、というのは感じますね。