演劇やまと塾公式ブログ

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 やまと塾。

2007年09月28日 21時37分11秒 | Weblog
 更新できる人が少ないので、今日は僕が書きます。今後もそうなる事が多くなるかも・・・お付き合い宜しくお願いします。

 昨年の「大和爛漫」が終わってもう一年が過ぎた。イヤ、正確には過ぎてしまったと言った方がいいのかも知れない。まったく時が過ぎるというのは速いですね。
(苦笑) しかし、この一年間のやまと塾劇団員の成長には驚くものがあった。最近たまに思うのだが、もし昨年のワークショップの続きとしてこの劇団が続いてたら、多分こんなには成長しなかったのだろうなぁと。勘違いしないでほしいが、私の指導がいいから成長したわけじゃない。正直特別な事は教えてないし、ただ演出してただけだ。それに基礎的な事は昨年のワークショップと「大和爛漫」で学んでたしね。 では何が彼等をここまで成長させたのか? それは、「自分達で舞台を創ってゆく」という事である。

 この一年、稽古だけでなくスケジュールや稽古場の確保、会計や宣伝とすべてをみんなで必死になってやってきた。そんな中で色んな所へ行き、色んな人と出会い色んな事を学び新しいやまと塾を築いてきたのである。そして今年の8月には何と公演まで成功させた。この必死な努力がみんなを成長させたんだな。

 画家は技術を上げるために一生懸命デッサンをする。挌闘家なら強くなるために肉体をトレーニングし稽古するのであろう。じゃあ俳優が演技力を上げるには毎日戯曲を読み稽古すればいいのか。まぁそれも必要な事なのかも知れないが、やはり俳優が演技力というものを上げる方法があるとすれば、それは「ただひたすらに人生を生きること」だと思う。舞台の上で生きた人間を演じるわけだから人との出会いや生活の中での「気付き」や「発見」が、俳優に新しい何かを生ませるのだろうネ。

 来年の8月公演までにはみんなでやらなくちゃいけない事が沢山ある。色んな経験や発見をしながらよい舞台を創りましょう!

 追伸/ 僕書く時は可愛い絵文字を使う事が多いですがあまり気にはなさらないで下さい。顔に似合わず可愛いものが好きなので・・・。(笑)

                           KAIZUKA