演劇やまと塾公式ブログ

神奈川県大和市で活動している市民劇団「演劇やまと塾」のブログです☆なお、掲載されている画像、動画等の無断使用を禁じます。

睡眠

2012年01月04日 23時50分55秒 | Weblog

 

 

ソウダです。

 

 あけましておめでとうございます。

 

今年もやまと塾は皆で協力して活動していきますので、ご支援をよろしくお願いいたします。

 

やまと塾の稽古始めは1月7日。

しんちゃんハウス主催の子育て支援講演会の前座の短い劇“See You, Mr. TV” の稽古です。

 

皆さんは「一睡も出来なかった」という経験が何回ぐらいありますか。

私は六十数年間生きてきて、3回あります。

 

1回目は高校3年生の冬、

大学受験のため友人と二人で上京し、父の勤め先の関係の宿舎に泊めていただいたときのことです。

希望校の試験が翌々日だという夜半。

少し勉強をしてから友人は先に休み、私が「最後の火の始末」という事で火鉢の炭に灰をかけ、布団に入りました。

寒い夜でした。

冷え性だった私は、足が冷えて眠れません。

一生懸命タオルで擦ったりして足を暖めようとしている私の横で、友人は頬をピンク色に染めてすやすや寝息を立てています。

湯たんぽでも借りたいのですが、管理人のご夫婦はもう休んでいるので諦めました。

その内トイレに行きたくなってきました。

トイレは長い廊下の端っこにあるのです。

私は左側に池や灯篭のあるお庭を見ながら、右側の幾つかの和室脇を通りすぎ、

トイレ目指し冷たい廊下をひたすら歩きました。

気味が悪く、恐ろしかったです。

用を足し、長い廊下を歩き部屋に戻るころには、身体が冷え切って、靴下を履いても

眠れません。

また直ぐにトイレに行きたくなって、長い廊下を往復...

これの繰り返しで、朝までに5~6往復したでしょうか。

とうとう一睡も出来ませんでした。

(でも入学試験本番は更に1日後でしたので、よかったです。)

 

2回目は、片思いをしていた大学3年のころです。

憧れの彼とある湖に二人だけで行く事になりました。

まあ、初デートですね。

前の晩はうれしくてワクワクして、眠れないのです。

とうとう一睡もしないまま出かけました~~~ 

残念ながらこの恋は片思いのまま成就しませんでしたけれど、今は懐かしい思い出です。 

 

3回目は、昨秋のやまと塾の公演「そのまんま、そのまんま」の前夜。

しっかり眠っておこうと思って、早目に布団に入ったのですが...

気分が高揚していたのでしょうか。一向に眠気がやってきてくれません。 

腹式呼吸、指の睡眠のツボ抑え、ハーブの飲茶、羊の数かぞえなどなど、

思いつくことすべてをやってみましたが、効を奏さず~~~

とうとう朝まで一睡も出来ませんでした。  

「台詞が出てこなかったらどうしよう」と不安が一杯でしたが、

何とか二公演を無事に終えることができ、本当にほっとしました。  

お蔭で「一睡もしてなくとも、何とかなるもんだ」と変な自信がつきました。 

 

精神状態が睡眠に大いに影響するのですね。

成長期の子どもには充分な睡眠時間が必要です。

私たち熟年にも適度な睡眠が必要ですよね。

ナポレオンは4時間で大丈夫だったそうですが私みたいな凡人は、

やはり普段、6~7時間かそれ以上必要だという気がしています。 

皆さんの睡眠時間はどのくらいですか。