演劇やまと塾公式ブログ

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ラジオの朗読劇

2013年01月16日 23時59分17秒 | Weblog

ソウダです。

 

生まれたときからテレビが家にあった中年ぐらいまでの人は

びっくりするかもしれないけれど、

高校までテレビのなかった私は、テレビを見る習慣がついていなくて、ほとんど観ない。 

ラジオを聴くことのほうが多い。 

 

特に好きな番組は朗読劇である。

子供向けの童話も楽しい。

落語もいい。

一人でハハハと笑うこともある。

 

家事などやっていてたまたまスイッチを入れた時に

アナウンサーが誰かの短編など読んでいたりすると、

仕事を中断して聴き入ってしまう。

 

眼で見る映画やお芝居もいいけれど、耳だけで聞くラジオの朗読もいい。

思わず引き込まれてしまう。 

想像の世界がふくらむからか。

 

先日、浅田次郎の「供物」という作品をやっていた。

男のアナウンサーが一人でとても上手に読んでいた。

途中から聴いたのだが、女性の主人公の心の動揺が、

私の心にびんびん響いて、どうしても前半部分の聞き逃した所を知りたくなった。

図書館で本を借りて、通読でき、全体の筋が繋がってようやく納得した。 

 

素晴らしい作品だった。 

芝居にしても面白いかもしれないと思った。