あけましておめでとうございます。
大女優です。
本年もよろしくお願いいたします。
昨年いくつかの芝居を見ましたが、
一番印象に残っているのは10月にKAAT
でみた「室内」です。
作 モーリス・メーテルリンク
演出 クロード・レジ
出演 SPAC
終演後90歳にもなるクロード・レジさんと
SPACの宮城聰さんのアフタートークを
聞きましたが、レジさんは「言葉より沈黙が大事。
沈黙は雄弁」と言われました。正にそのことを
知らしめる舞台でした。うまく言えませんが
身にしみる舞台でした。
次に印象に残ったのはカントールの
「俳優はオブジェ、オブジェは俳優。俳優もオブジェも空間も同等」
といったような考え方。(ちょっと表現は違うかもしれませんが・・?)
そのような言葉を頭の片隅に入れながら、今年も演劇にチャレンジして
行きたいと思います。