こんにちはタッキーです。
4月より無職となりまして、とはいえ特に変わらずのらりくらりと日常を送っているしだいです。
良い仕事場はないものかなあ。
久しぶりに読書案内を。
『スロー・イズ・ビューティフル 遅さとしての文化』 辻信一 平凡社 2001年(2004年再刊)
人々の歴史は豊かさを目指してきたと思います。その中で、時間や空間の大幅な短縮を成し遂げました。
遠くの地へ行くことは簡単にできます。離れている人との情報伝達も瞬時に行えます。
あらゆることが早くできれば、その分、余った時間ができて、時間が余れば好きなこともできて、豊かな生活もできるはずです。
しかし、現実はそうはならず、人々は時間を失ったままであり、また、時間に振り回されています。
働けど働けど終わりのない労働に従事したり、サービスの提供が少し遅いとすぐにイライラしたり。
様々な行為にかかる時間は短縮され便利になったはずなのに、何かおかしい・・・。
現代の生活を捨てて原始的生活に戻ることなどできませんが、しかし、世の中の速さ、早さには何か異変を感じさせます。
ということで、今日はこれにて。
人それぞれですね。
のらりくらりと思う今の
日常も過ぎて去って見れば、
「必要だった」と言える時が
来ると思います。沢山の
本との出会いを含めて、
今しか出来ないことをタッキー様流
に実行すれば、将来の豊かさに
つながるかも知れませんね。
今を大切に。