そうして、暫く月日が過ぎていきました。
産ますと大人しくなる。
そう言ったジンクスもミキは覆し、ますますパワーアップしていきました。
何故?そう、お母さんをしていた頃のミキはと~ってもおりこうさんだったから
飼い主さん夫婦がかなり甘やかしたからです。
そして、私たちの脳裏に焼きついた、甲斐甲斐しく仔犬達の面倒を良く見る
ミキの姿しか残っていなかったのでした。
それから2度目の発情が来ました。
我が家に「光」が居て、交配に使える年齢になっていました。
ピクシーも交配したし、ティアラもしました。
ミキももう一度産ましてみようか、、と、何の不安もなくそうすることにしました。
既に、ピクシーもティアラも出産を終えていて問題も無かったので
ミキの出産も何のアクシデントもあるはずがないとタカをくくっていました。
いつも通り帝王切開です。
私も付き添いに行きました。
先生が連れてきたミキを見て「はっ!」っとしました。
目の色が違う、と言うか、つりあがって野生の目をしていました。
やっぱりすぐに子犬をつけることは危険と判断して
最初から口輪をはめて、初乳を飲ませました。
もちろんミキを押さえつけて
生まれてきた子は1頭は黒が大変多い子でカラーも無く
顔の真ん中に細いブレーズが入っているのと
前足の爪の所ぐらいだけが白が入っている状態の仔と
もう1頭はミキと同じように顔面真っ白の仔
実は、その仔は鼻のところから真っ直ぐ2本割れ目があって
要するに、4つ口だったのです。
おっぱいにも吸い付きますし、哺乳瓶にも吸い付きますが
日に日にもう1頭の黒い仔より小さくなって行くと言うのか
大きくなれないというのか
哺乳瓶でミルクを飲ますと切れた唇がまるで「のれん」のように捲れあがって
見ていても可愛そうでした!
その仔は1週間で死んでしまいました。
ミキはというと、3日ほどすると目がいつものまあるいめになってきて
仔犬達をよく面倒見ました。
ミキと光は血統的にも近親ではなかったし、どちらかというと
ピクシーやティアラの方が近かった。
45年犬を飼いドッグショーをやっている人に聞くとやはり遺伝ではないかという。
ミキの祖先、光の祖先
私達はそのことを知らないまま、今までを信用してしまい
安易な繁殖をしてしまったと言うことを
言葉に出さないまでも、暗黙の了解でミキの交配は今後は無いと思ったのでした。
今回はミキの仔犬を噛むと言う異常行動にも対処できたけれど
1度ならず2度目も同じ行動をとるということは
これも遺伝なんだと、
今、ミキは2度の出産を経験しお母さんにもなり、どんなに慎ましやかになるのかと
期待を大きくはずし、今日も元気にやっています。
ただ、飼い主との信頼関係は出産を通じて大きく変化し
私達が、犬達に歩み寄ると考えていた域が、そのこそのこによって
違うのだということがわかりました。
ミキは自分がかまってほしくてしょうがないから、悪い事をして怒ってもらう事が
かまってもらう事だと勘違いしていたのです。
徹底して怒らない、ルールは犬達に任せる。
そこでミキを押さえつけたのが先住犬のチワワでした。
ミキはもともと犬見知りも人見知りもしない子だったのでそれが良かったんだと思います。
ただミキは犬同士で遊べないのです。
人間にのみかまってもらいたい子なのです。
でも、それもミキの個性だと飼い主は言います。
飼い主は夫婦2人、犬はミキを含めて4頭
頭数が多い我が家ではしてあげられない事もしてもらえます。
ミキは友達のところへ行って色々あったけど良かったと思います。
ミキの悪知恵よりも人間の方が賢くならないといけないけど
たまたまミキは飼い主よりも頭が良いから・・・と飼い主は苦笑します。
最近の飼い主の口癖は「もう慣れた」です。
今ではミキの事が可愛いとまで言う始末。
ミキは大人しくなったのではなく、皆がミキの存在に親しみを持つようになり
ミキの行動が当たり前に思えるようになってしまったのです。
この友達が居なかったら・・・私はミキとどうしていたのだろうか?と思うと
本当に感謝しています。
ボストンテリアはハイパーだと言う人も居ますが
私はミキを知るまでは、ボストンテリアは大人しい犬だと思っていました。
最近ではハイパー=ミキなので
「家の犬ハイパーなのよ~」と言う人がいたら「ご愁傷様」といって笑ってしまいます。
最近友達のところのフェンスが10cm高くなったといいます(笑
そうしてまた10cm、また10cmとなるのです(爆笑
産ますと大人しくなる。
そう言ったジンクスもミキは覆し、ますますパワーアップしていきました。
何故?そう、お母さんをしていた頃のミキはと~ってもおりこうさんだったから
飼い主さん夫婦がかなり甘やかしたからです。
そして、私たちの脳裏に焼きついた、甲斐甲斐しく仔犬達の面倒を良く見る
ミキの姿しか残っていなかったのでした。
それから2度目の発情が来ました。
我が家に「光」が居て、交配に使える年齢になっていました。
ピクシーも交配したし、ティアラもしました。
ミキももう一度産ましてみようか、、と、何の不安もなくそうすることにしました。
既に、ピクシーもティアラも出産を終えていて問題も無かったので
ミキの出産も何のアクシデントもあるはずがないとタカをくくっていました。
いつも通り帝王切開です。
私も付き添いに行きました。
先生が連れてきたミキを見て「はっ!」っとしました。
目の色が違う、と言うか、つりあがって野生の目をしていました。
やっぱりすぐに子犬をつけることは危険と判断して
最初から口輪をはめて、初乳を飲ませました。
もちろんミキを押さえつけて
生まれてきた子は1頭は黒が大変多い子でカラーも無く
顔の真ん中に細いブレーズが入っているのと
前足の爪の所ぐらいだけが白が入っている状態の仔と
もう1頭はミキと同じように顔面真っ白の仔
実は、その仔は鼻のところから真っ直ぐ2本割れ目があって
要するに、4つ口だったのです。
おっぱいにも吸い付きますし、哺乳瓶にも吸い付きますが
日に日にもう1頭の黒い仔より小さくなって行くと言うのか
大きくなれないというのか
哺乳瓶でミルクを飲ますと切れた唇がまるで「のれん」のように捲れあがって
見ていても可愛そうでした!
その仔は1週間で死んでしまいました。
ミキはというと、3日ほどすると目がいつものまあるいめになってきて
仔犬達をよく面倒見ました。
ミキと光は血統的にも近親ではなかったし、どちらかというと
ピクシーやティアラの方が近かった。
45年犬を飼いドッグショーをやっている人に聞くとやはり遺伝ではないかという。
ミキの祖先、光の祖先
私達はそのことを知らないまま、今までを信用してしまい
安易な繁殖をしてしまったと言うことを
言葉に出さないまでも、暗黙の了解でミキの交配は今後は無いと思ったのでした。
今回はミキの仔犬を噛むと言う異常行動にも対処できたけれど
1度ならず2度目も同じ行動をとるということは
これも遺伝なんだと、
今、ミキは2度の出産を経験しお母さんにもなり、どんなに慎ましやかになるのかと
期待を大きくはずし、今日も元気にやっています。
ただ、飼い主との信頼関係は出産を通じて大きく変化し
私達が、犬達に歩み寄ると考えていた域が、そのこそのこによって
違うのだということがわかりました。
ミキは自分がかまってほしくてしょうがないから、悪い事をして怒ってもらう事が
かまってもらう事だと勘違いしていたのです。
徹底して怒らない、ルールは犬達に任せる。
そこでミキを押さえつけたのが先住犬のチワワでした。
ミキはもともと犬見知りも人見知りもしない子だったのでそれが良かったんだと思います。
ただミキは犬同士で遊べないのです。
人間にのみかまってもらいたい子なのです。
でも、それもミキの個性だと飼い主は言います。
飼い主は夫婦2人、犬はミキを含めて4頭
頭数が多い我が家ではしてあげられない事もしてもらえます。
ミキは友達のところへ行って色々あったけど良かったと思います。
ミキの悪知恵よりも人間の方が賢くならないといけないけど
たまたまミキは飼い主よりも頭が良いから・・・と飼い主は苦笑します。
最近の飼い主の口癖は「もう慣れた」です。
今ではミキの事が可愛いとまで言う始末。
ミキは大人しくなったのではなく、皆がミキの存在に親しみを持つようになり
ミキの行動が当たり前に思えるようになってしまったのです。
この友達が居なかったら・・・私はミキとどうしていたのだろうか?と思うと
本当に感謝しています。
ボストンテリアはハイパーだと言う人も居ますが
私はミキを知るまでは、ボストンテリアは大人しい犬だと思っていました。
最近ではハイパー=ミキなので
「家の犬ハイパーなのよ~」と言う人がいたら「ご愁傷様」といって笑ってしまいます。
最近友達のところのフェンスが10cm高くなったといいます(笑
そうしてまた10cm、また10cmとなるのです(爆笑