25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

やるぞみておれ

2015年06月19日 | 社会・経済・政治
台湾のKo さんから電話がかかってきた。なんとなく気が合うのである。年齢はぼくより2上で元ラグビーの選手であっった。台湾の代表選手として活躍した。ぶっきらぼうに見えるが、面倒見がよく人脈も多い。今は教師の職を定年退職して、台日経済交流協会の事務局管理をしている。
かれはぼくの、 台湾基地を作り、そこから人脈をたどり、中国に保水性をもつ、無機質土壌を紹介することに尽力してくれている。
僕が内モンゴルを視察してか ら、もう2年が経とうとしている。実験を見せるよいところまで話が進み、中心となる材料も中国内で手に入るルートも確保した。だが当時は3人の仲間で役割をもって、やっていたのだったが、AとBは喧嘩分かれしてしまった。僕は梯子をはずされた格好となった。中国の内モンゴルの 超巨大な「砂漠資源開発会社」の担当の人々や、研究所 、大学の人々も裏切るはめになった。次の予定の日程を僕は作り、実行に移すときに、Aの態度がにえきらず、そのちBと喧嘩となったのだった。
僕は赤恥をかいた。そのうち母親が交通事故にあい、入院生活となった。長い看病の日が続いた。やむなく、この提案と相手側の要望の応えられなくなった。
中国黄土高原の砂漠を農地化させるのには、大プロジェクトを組む必要がある。今、そのリベンジを考えているところだった。そこにKoさんからの電話だったわけだ。砂を保水力のある土壌に変える。地方政府の許可、綿クズの入手、実験地の確保と。こんどは台湾ルートを使うほうがよいと、ぼくはかんがえ、以前Koさんに説明したことがある。風砂を防ぐ砂防堤をつくり、脇に道路をつくる。これは有機物であってはならない。砂漠の砂と綿クズをこつざいにして、特殊な液を水代わりにして、セメントと混ぜる。Ko さんからの電話は、その作製工程でわからないことがあるらしかった。外出先だったので、詳しく述べられず 、改めてメールするから、と、そして、ぼくは来年から本格的にぼく自身でやるから、協力してくれ、と頼んだ。
この保水性の土壌が完成すれば、重金属がでて井戸文化のない地域で、空中に井戸をつくることができる。飲み水で苦労している国は多い。

なんとしてもやりたい、と思う。やるというよりは、実証して、その後は、開発業者にやってもらうということになるのだが。

これものんびりあわてず行こうと思っている。向こうから扉は開いてくる。情報を発信していれば。こんなブログでもそうだ。だが実証地まではぼくの仕事だ。
相性が合う人物という人ががいる。聞きだす力も、その間や呼吸というものも、なんだか合う。黙っていても気にならない。その一人が台湾の台北にいるKo さんだ。