いつも楽しみにしているハゼ釣りをした。家から歩いても2分もかからないから、こういう時は便利なところにおるわい、と思う。わずか1時間半ばかりのこと。数は釣れるが、小さい。そういうのは「大きくなってよ」と独り言を言ってリリースする。結局11匹だけバケツに残した。夕飯、それを天婦羅にして食べた。コチとハゼは天婦羅ではキスよりも旨い。僕はハゼの方が旨いかなあ、と思っている。つゆ、塩、カレー粉の三種を用意して食べる。野菜などは天つゆでいいのだが、ハゼはまず、塩で食べ、次は塩とカレー粉をちょっとふって食べる。天つゆでも食べる。ハゼはクセがなく、淡泊でなにかしら上品な味だ。
一時間半太陽に当たり、針を飲まれては針交換したり、餌をつけたりで座り、立ちしている間は無意識にやっているらしく、面倒なこともなく、体も動く。ところが家に帰ると疲れがでるのである。
夜、酒も入っているので眠く、「ドクターX」もぼんやり見ている。とうとう降参して寝床に入った。「胎児の記憶」という本を開いたが、5ページほどで再び降参して、寝ることにした。一時間ほどで目を覚まし、再び、4時に目を覚ました。うっすらと夢を見たので、尿が溜まりかけているなと思い、トイレに行き、また眠った。すると7時に目を覚まし、また眠って、結局床から起き出したのは8時半であった。早く寝るとこんなに睡眠が苦しいものかと思ったのだった。
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