ウィキペディアによると
アメリカ合衆国海軍が使用する横須賀海軍施設(第七艦隊空母ロナルド・レーガン母港)、厚木航空施設(空母艦載機本拠)をはじめ、空軍・沿岸警備隊が使用する横田基地(在日米軍司令部・国連軍後方司令部が所在)、空軍嘉手納基地、海兵隊岩国基地、陸軍キャンプ座間、トリイステーションなど、ロシア連邦・中華人民共和国・中華民国・朝鮮民主主義人民共和国・大韓民国・フィリピン・ベトナム社会主義共和国にも近い関係上、東アジア・東南アジア・東シナ海・南シナ海・太平洋方面の要所であり、アジア有事の際には最重要拠点としての役割も持っている。
2010年現在の展開兵力は、日本を母港とする第七艦隊艦船乗組員を含めて総計約5万人で、在韓米軍のほぼ倍の勢力である。
ということである。これを読み解くと、日本はアメリカの植民地とまでは言わないまでも保護領のような色彩をもった特異な国であることがわかる。フィリピンにもかつては基地があったが撤退した。この点についてもフィリピンの方が僕に言わせれば上である。交渉によってはっきりと撤退させることができた。
横手基地ではアメリカが制空権をもっているため、日本の民間航空機は迂回して飛ぶことになる。首都圏に治外法権の基地が4つも軍事基地がある。再びウィキペデイアから。
『米軍施設』には広大な土地を必要とするものが多く、平地が3割と限られる国土において、総面積約1,024km²もの『米軍施設』を提供している。『米軍施設』の総面積の33%は北海道、これに次ぐ22%は沖縄県に所在している(日米地位協定第2条第4項 (b) による有事の場合の一時利用可能施設・区域を計算に入れた場合)[18]。『専用施設』に限った場合は、74%が沖縄県に所在する[19]。
属国といわれるゆえんはここにある。他のどの先進国で、自国領を他国にこれほどまでに提供している国はあるだろうか。
現在の防衛費と思いやり予算を自衛隊に使えば、専守防衛がより強固にできると思う。攻撃してきたらやり返す。しかし自衛隊は海外に展開しない。常時は災害救助隊として、緊急時は迎撃を行う。核爆弾など撃ってきたら、日本の巧妙な技術でロケット弾が発射基地に戻ってしまうくらいのことを研究してもらいたいものだ。
威勢のいいことばかりを言うようだが、第一は外交である。そして日本に不法にも侵略してきた場合は防衛である。当たり前のことだ。ただ、戦争に善の戦争も悪の戦争もなく、戦争そのものが「悪」だという認識をもつべきである。
米軍基地が日本に戻ったら、平野部の広大な土地が帰ってくる。またとない機会だというのに、国民に全くその盛り上がりがない。このトタンプ大統領のときにやっておかなければ、次の戦争まで二度とないような気がする。
もうこれで、四度め書いているので、これについてはここで終わりにしたい。