国家という概念をはっきりしたい。民族という言葉の定義をしっかりしたい。その上で、国民国家という概念を論じたい。テレビ報道番組などを見ていていつも思う。国家とは何か。政府とどう違うのか。個人の頭の先から爪のさぃまで包含するものなのか。
もっと言いたい。伝統とは何か。文化とは何か。祭りは伝統なのか。だから守らなければならないのか。茶道は守らなければならないのか。国家が。
寺とは何なのか。寺と神社の関係は今どうなっているのか。
曖昧なことばかりである。
では日本人とは何か。南から来た人々と北から来た人々の混合? 日本人とてはっきりしない。帰化した元外国人は法的には日本人となる。
このような言葉を曖昧にして、尖閣諸島を論じても、天皇の忠臣だと言われても、わからない。分かるのは話し合って決めればいいではないかということだ。テロ規模の攻撃より、国家規模戦争の方が犠牲が大きいではないか。国家が起こす戦争の方が大悪ではないか。イスラム原理主義を擁護するわけではない。これも悪である。真珠湾攻撃と同じである。テロを悪と言い、国家が介入するアメリカがやる戦争正義という。ちゃんちゃらおかしいではないか。
尖閣も、竹島も、北方領土も共同統治をづればいいではないか。ここで国家をむき出しにしなくていいではないか。