25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

人生って滑稽に見える

2018年02月27日 | 日記
気管支に炎症でもあるのか、よし、龍角散でも飲もうと買いに行った。すると薬局の店員は今一番売れてます、と「ダスモッグ」をすすめられた。同じようなものなのだろうとこれを買い、飲んでみた。すると胃腸が不快になった。歯肉炎も起こしつつあった。ハブラシで歯茎を毎日3度ほどブラッシングする。歯医者にいけば必ず「抜き取られる」結局また薬局にでかけて龍角散を買った。これはよく効いた。柔らかいものやお粥しか食べられなくなっていた。
 すると今度は本格的な風邪咳が出始めた。苦しいので、液体のシロップを飲む。これも胃腸にいいとは思えなかった。歯肉炎がおさまってきた。歯のぐらつきもしっかりしてきた。
 夜一人「ライアンの娘」のメイキングをみていた。もう寝ようと布団に入った。なぜか眠れなかった。
アイルランドの断崖や砂浜、砂浜を日傘をさして歩く女が浮かぶ。次から次へとメイキングの場面とその場面の意図が解説される。睡眠導入剤を飲むことにした。首の緊張をとるために、「コンスタン」という錠剤をのんでいたが、あまりがあったので、これも飲むか、コンスタン一錠をとったのだった。
 それでも眠れない。何にぼくの神経は興奮しているのだろう。
 トイレに行きたくなった。ここからがハチャメチャの始まりだった。布団にまず座れないのである。筋肉が働かないのである。びっくりしながらも、なんとか立ち上がって、階段を下らなければならない。
壁に手を当てて慎重にトイレに行った。するとでたオシッコはチョロチョロとしたものだった。尿道の筋肉も弛緩しているらしかった。そして翌日、突然下痢に襲われた。肛門の括約筋も弛緩している。止めようにも止められないのである。一人のときだったので、助かった。パンツやズボンをこっそり洗った。均整がとれず、車に乗ると物にぶつけた。これはいかん、と乗るのを一時止めた。キーボードを打つにも普段の三倍はかかる。
 気管支炎が始まりだった。やっぱり胃腸をやられていた。眠れなかったのはなぜなのか。脳のちょっとした興奮なのだろう。
 滑稽なものだ。