いよいよ愛嬌のある玉鷲に優勝おチャンスが来た。貴景勝が一敗差で追っている。遠藤は惜しくも4敗してしまったため、優勝争いから脱落した。日馬富士の暴行事件があったときに、彼はモンゴル勢と一緒に酒を飲んだり、コミュ二ティーぽくすることも避けてきた力士だと知った。おもしろいのは一つ上の姉が東大の大学院にいて姉を頼りに日本にきたのだった。モンゴルではホテルマンになりたくて、その種の大学に行っていたらしい。身体が大きいので、相撲取りに興味が湧いた。姉と両国にいくと、鶴竜と出会い、旭鷲山の連絡先を教えてもらったのだそうだ。15年、休場なく励んだ。
ぼくらから見て、玉鷲が強い力士だと思ったのはまだ2年ほど前のことだ。強烈なのど輪、しかも30歳を過ぎていた。
ホテルマンを諦めた玉鷲一朗はクッキーを作ったり、小物を作るのが趣味だそうな。こういうことを聞くと、ますます優勝してもらいたいと思う。
大坂なおみが全豪オープンで優勝した。嬉しいことであるが、ぼくの場合は彼女が日本人だからなのではない。日本人として世界一は初めての快挙だ、と興奮するアナウンサーの幼稚さにも苦々しく思う。讃えたいのは彼女を優勝に導いたコーチチームであり、大坂本人である。日本を鼓舞してもしかたない。日本人として・・・、とか日本で・・・とテレビでアナウンサーやコメンテーターが言ってもいいが、ぼくは違和感を感じる。彼女は国際人である。生まれ、育ち、テニス人生も国際人であり、チームも国際人のチームである。まさにグランドスラム2連勝で100億円プレイヤーの誕生である。ゲームも相当面白かった。筋肉質のようにも見えないが柔らかい瞬発力のある筋肉を持っているのだろう。
「日本を亡ぼす岩盤規制」を読み終えて「サピエンス異変」の方が進まない。翻訳ものというには読みにくいものだ。今度は昼版は「日本が売られる」(堤 未果)を読む。
ぼくらから見て、玉鷲が強い力士だと思ったのはまだ2年ほど前のことだ。強烈なのど輪、しかも30歳を過ぎていた。
ホテルマンを諦めた玉鷲一朗はクッキーを作ったり、小物を作るのが趣味だそうな。こういうことを聞くと、ますます優勝してもらいたいと思う。
大坂なおみが全豪オープンで優勝した。嬉しいことであるが、ぼくの場合は彼女が日本人だからなのではない。日本人として世界一は初めての快挙だ、と興奮するアナウンサーの幼稚さにも苦々しく思う。讃えたいのは彼女を優勝に導いたコーチチームであり、大坂本人である。日本を鼓舞してもしかたない。日本人として・・・、とか日本で・・・とテレビでアナウンサーやコメンテーターが言ってもいいが、ぼくは違和感を感じる。彼女は国際人である。生まれ、育ち、テニス人生も国際人であり、チームも国際人のチームである。まさにグランドスラム2連勝で100億円プレイヤーの誕生である。ゲームも相当面白かった。筋肉質のようにも見えないが柔らかい瞬発力のある筋肉を持っているのだろう。
「日本を亡ぼす岩盤規制」を読み終えて「サピエンス異変」の方が進まない。翻訳ものというには読みにくいものだ。今度は昼版は「日本が売られる」(堤 未果)を読む。