木曽路さんぽ - 奈良井宿 - (2014年6月)
昨年の6月に木曽路を旅した時の記事である。
*
午後3時ごろに到着すると中山道の宿場町は小雨でしっとりと濡れていた。
すぐに旅籠に入り宿帳に記名し、茶をすする。
木造二階建ての古びた宿舎は往時の雰囲気がそのまま残っており、廊下と襖一枚で隔たれた部屋は6畳間くらい。
旅館ではなくまさしく旅籠である。
窓は千本格子で覆われており格子の隙間から街道を見降ろす。
部屋に鍵は無く、都会に住む人にとっては少々不安かもしれない。
ただ、人里離れたこの物静かな宿場にわざわざやって来る盗賊もいないであろう。
宿場には旅籠の他に土産屋や喫茶店、薬屋などが点在する。
清らかな水場があり涼しげである。
(小雨だったので実際には少し寒かった)
二時間ほど散策し宿に戻りひとっ風呂あびる。
食事は一階の広間でいただく。
豪華ではないが山の幸がメインで脂の少ない身体に優しい献立である。
雨が上がっていたので夜の宿場を散歩。
静かに夜は更け、床に着くといつの間にか眠ってしまった。
*
朝食も身体に優しい献立。
質素に見えるが往時の旅人もこのような朝食だったに違いない。
見方を変えれば往時の旅人と同じ体験をできたのだ。
そう思えば、十分満足の行く朝食である。
宿代を払い旅籠を出る時、宿の主人が写真を撮ってくれた。
ホームページに載せるそうだ。
リーズナブルな料金で暖かくもてなして頂きとても満足している。
奈良井宿「伊勢屋」
日帰りも出来るが、奈良井を訪れたら旅籠に泊まるのがオススメだ。
*
奈良井宿を後にし妻籠へ向かった。
妻籠宿も奈良井と同様に往時の街道の姿を色濃く残す宿場である。
駐車場から道路を挟んで山側に宿場がある。
散策の途中で茶屋に入り、名物の”五平もち”を食べた。
甘味噌の焦げた匂いが香ばしい。
妻籠は奈良井に比べ、道幅が狭く曲がりくねっている。
舗装されていない道もあった。
お昼に朴葉寿司と蕎麦をいただいた。
小雨の降る中、車は昨日通った道を遡り、帰路へとついた。
おわり
* * *
Canon G16
N-04C(スマホ)
*
昨年の6月に木曽路を旅した時の記事である。
*
午後3時ごろに到着すると中山道の宿場町は小雨でしっとりと濡れていた。
すぐに旅籠に入り宿帳に記名し、茶をすする。
木造二階建ての古びた宿舎は往時の雰囲気がそのまま残っており、廊下と襖一枚で隔たれた部屋は6畳間くらい。
旅館ではなくまさしく旅籠である。
窓は千本格子で覆われており格子の隙間から街道を見降ろす。
部屋に鍵は無く、都会に住む人にとっては少々不安かもしれない。
ただ、人里離れたこの物静かな宿場にわざわざやって来る盗賊もいないであろう。
宿場には旅籠の他に土産屋や喫茶店、薬屋などが点在する。
清らかな水場があり涼しげである。
(小雨だったので実際には少し寒かった)
二時間ほど散策し宿に戻りひとっ風呂あびる。
食事は一階の広間でいただく。
豪華ではないが山の幸がメインで脂の少ない身体に優しい献立である。
雨が上がっていたので夜の宿場を散歩。
静かに夜は更け、床に着くといつの間にか眠ってしまった。
*
朝食も身体に優しい献立。
質素に見えるが往時の旅人もこのような朝食だったに違いない。
見方を変えれば往時の旅人と同じ体験をできたのだ。
そう思えば、十分満足の行く朝食である。
宿代を払い旅籠を出る時、宿の主人が写真を撮ってくれた。
ホームページに載せるそうだ。
リーズナブルな料金で暖かくもてなして頂きとても満足している。
奈良井宿「伊勢屋」
日帰りも出来るが、奈良井を訪れたら旅籠に泊まるのがオススメだ。
*
奈良井宿を後にし妻籠へ向かった。
妻籠宿も奈良井と同様に往時の街道の姿を色濃く残す宿場である。
駐車場から道路を挟んで山側に宿場がある。
散策の途中で茶屋に入り、名物の”五平もち”を食べた。
甘味噌の焦げた匂いが香ばしい。
妻籠は奈良井に比べ、道幅が狭く曲がりくねっている。
舗装されていない道もあった。
お昼に朴葉寿司と蕎麦をいただいた。
小雨の降る中、車は昨日通った道を遡り、帰路へとついた。
おわり
* * *
Canon G16
N-04C(スマホ)
*
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます