乾季になってもおかしくない時期になったが、毎日、雷交じりの豪雨に見舞われている。各地でがけ崩れや洪水による被害が出ている。
インドネシアはご存知のように日本とちょっと質は異なるが、地震、津波、火山国家です。2004年のアチェ、2005年のニアス、その他、スマトラ中南西部のパダンを中心に頻発しているし、中部ジャワのジョクジャカルタ付近、タシクマラヤの山岳地帯、2006年にはかのパンガンダランで地震、津波で500人以上犠牲になっている。
今回の日本の死者、行方不明者数に比べれば数倍以上です。しかし、インドネシアの被災地の現状回復と現状以上のインフラや区画整理や津波、地震対策は驚くほど速い。その多くが、日本からと、インドネシアの日系企業からの資金的、技術的、人的援助です。掛る費用は日本の5分の1ほど、工期、日程は半分ほどで出来てしまう。去年バンダアチェへ行ってきたが、貨物船が海岸から7~8km内地の民家の上に乗っかっている物が記憶を残すための観光施設になっている程度しか、町に、その、爪痕は残っていない。
日本人の底力は世界一です。戦後だけでも沢山の震災に見舞われてきたが、ことごとく、震災以前の状態になっている。それも、戦後の焼け野原の荒廃から12~3年後、私が中学へ入るころには全てが戦前以上の状態に戻っていると感じた。今回の震災からは、10年後には心の痛みは残るでしょうが、見かけの全てが、現状以上の環境になっているでしょう。
核分裂というのは分裂というくらいですから、二種類以上の元素が生まれるのです。ヨウ素131(原子爆弾で発生する放射性同位元素の1つに「ヨウ素131」があります。原子の中心には原子核があり、原子核は陽子と中性子からできています。「131」は原子核に含まれる陽子と中性子を合わせた数で、質量数といっています。ヨウ素の陽子の数は78個です。自然界にある安定したヨウ素は「ヨウ素137」です。
ヨウ素131はベータ線(電子線)を出して安定した原子キセノンに変わります。出てくる放射線の量はヨウ素の量に比例します。放射線の量は時間とともに少なくなります。ヨウ素がキセノンに変わってヨウ素の量が減るからです。
8日たつと最初のヨウ素の量が2分の1になるとともに、放射線の量も2分の1になります。さらに8日たつと、その2分の1、すなわち最初の量の4分の1になります。この半分になる時間、すなわち8日を半減期といいます。半減期ごとに量が2分の1になるので、長時間たつと量は2分の1ずつ少なくなり、限りなくゼロに近づきます。)だけではなく、セシウム137も対で発表される半減期は30年くらいですが、体内に蓄積しないで出てしまうので、直ぐに害を心配しない方が良い、土地や海の底に蓄積されて、遠い将来の何かの問題を起こすかもしれないとう程度です。チェルノブイリの事故で大量に発生したセシウム137が、明らかにそれが原因で何かの障害が起きたという事例は無い。だから、ほとんど無視していいのです。プルトニウム239半減期は何千万年ですから、発生されてしまえば減ることはないと考えていい。 ストロンチウム90最も重要なのは半減期が29年。核分裂の副産物として核爆発の放射能の中に見られるが、ストロンチウムは揮発性化合物をつくり難いため、通常運転中の原子炉からの排気中には含まれないとされている。カルシウムの代わりに骨に蓄積されて健康被害を引き起こす。いずれも、核実験の時に世界中にくまなく大量にまき散らされて存在しているが、それによって何か恒久的に顕著な被がいが起きているというデータはない
炭素同位元素カーボン14の半減期で化石などの年代を推定する一つの方法であることは知られている。
インドネシアでは、日本の大震災、津波、福島原発事故などに関する報道は殆ど無くなった。空港の放射能チェックも原発近くから来た人の自己申告なので、誰もチェックを受けていない。インドネシア人から、それらの事で聞かれることも全くない。
連続穴開けプレス機もいろいろな部署で渋滞して、私が描いた予定寄り2カ月遅れた。まるで、会社の中で障害物競争を、私が勝手にしているようで、嫌になってしまう。客先に納期を示すことが出来ないのがめちゃくちゃ歯がゆいし、商売にならない。
半減期 年代推測 放射能