平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

ごめんね青春! 第1話~見るんじゃねえぞ、このオカマ野郎! セクハラで訴えっぞ、コラッ!

2014年10月14日 | 学園・青春ドラマ
「つーか、おめえ、何チラチラ見てんだよ! さっきからニヤニヤして、ちっちゃく手を振りやがって、オカマか!」
「えっ、どいつ、どいつ? このサルみたいなやつ?」
「そのチャラまゆげ」
「何、笑ってんだ? てめえはカラクリ人形か!」
 靴を投げる。
「女の子だからいけないんですか? 男子だから物投げていいんですか? チャイムも鳴っていないのに入ってきて、生ぬるい精神論聞かされて、色目使われて、それでも女子は我慢しろってことですか!?」
「セクハラ! セクハラ発言!」
「だからヘラヘラするなって!」
 ↑
 このように女性は怖ろしいものなのです……。
 甘い幻想など抱いてはいけないのです……。

 面白いな~、さすが宮藤官九郎。
 前半から中盤は、東高と三女の合併までの話と原平助(錦戸亮)の過去が回想で語られ、小技のギャグはあるけど、地味な展開。
 それが上のシーンで爆発する。
 プロレスで言えば、大技炸裂!

 女性が怖ろしい生き物であることは、阿部あまり(森川葵)の裏切りでも(笑)
 海老沢ゆずる(重岡大毅)とつき合っているのに、仲間の目を気にして

「見るんじゃねえぞ、このオカマ野郎!
 セクハラで訴えっぞ、コラ!!」www

 あまりん、その前にも懺悔のシーンとかで、裏切りの兆候はありましたけど、素晴らしすぎる!
 一気にファンになりました!
 こんなことをされても、海老沢はふたりきりになって、あまりんに「ごめんね」とか言われると許しちゃうんだろうな。
 男と女の関係では、女性の方がはるかに上手。
 特に男子校育ちで女の子に免疫がないと。

 保健教諭の淡島舞(坂井真紀)先生の<面白い歳の取り方>はこんな感じ。
 淡島先生、若い頃は「マドンナ」と呼ばれて学園のアイドルだったのに、歳を取るに従って
 <元マドンナ>→<マドンナもどき>→<マドモワゼル>→<ドンナマ>→<ドンマイ先生>(笑)

 つーわけで、学園物です。
 モチーフは、青春時代の男と女。
 女の子に対する甘い幻想と挫折。
 それでも青春は美しい!
 他の学園物のように、<自分探し>とか<いじめ>とか<友情>とかを描いていない所が小気味いい。

 阿部あまりちゃんを見るために見続けます。

 
 ※ウソ泣きをするあまりん。神保愛(川栄李奈)もグッジョブ!



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