社長つれづれ日記

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人生の良き先輩

2005年10月25日 | 仕事
 今日は大手仕入れ先のコンベンションがあり、高松に重藤君と出張をしていました。この秋冬の新製品の紹介や今後の販売方針など説明がありました。その後、懇親会がありましたが、私の方は所用があったので、先に失礼して松山に帰ってきました。

 ところで、先日、日本創造教育研修所の変革コースに参加をしていた社員さん3名の様子です。昨日帰ってきての研修報告を聞き、それぞれに良い気づきが有ったようで、参加をしてもらって大変良かったと思っています。今後の仕事にしっかり活かしてほしいと思います。

 そのなかで、本田さんですが、本田さんは54才での研修参加でした。多くが若い世代の人たちの参加の中で、本田さんの年齢での参加は、今までの参加者の中でも少ない方だと思います。

 本田さんは私にこのようなことを言いました。「本当によい勉強をさせてもらっています。よしんば、もっと若いときに勉強をしていたらさらに良かったと思います。」さらに、「色々な気づきがありました。今からでも、一日少しずつ、自己変革に努めて頑張ります。ありがとうございました」

 年を取っていくと、だんだん新しいことに挑戦したり、勉強をしたりするのがおっくうになります。本田さんも研修に出発する前は、本音を聞くと、会社が参加をせよというから参加をするのであって、本音はできるだけ逃げたかったそうです。

 しかし、さすが、年齢を重ね、人生経験を積んできているだけのことはあります。研修での学びのポイントをしっかり掴み、自分に活かしています。また、その謙虚な姿勢には頭が下がります。こういう人生の先輩がいることが、若い人たちの刺激になり、会社を成長させます。

 そういえば我が社には、堀部長、武智部長という50歳代後半のこれまたすばらしい人生の先輩もいます。この二人も、日々自己研鑽を怠らず、自分の成長に努めている二人です。

 我が社にはこのような人生の先輩がいるからこそ、成長してゆけると実感しています。高齢化が進む時代ですが、老若男女、お互いの持ち味を発揮し、良い会社に、良い社会にしてゆかねばなりませんね。