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◆◆耳が痛い
仲の良い友達同士でも、お互いにとって耳の痛い話をするのは、あまり気分の良いものではありません。しかし、それを言い合うことが出来るのが、本当によい友達なのでしょう。お互いが信頼をし、また、尊敬が出来る関係であれば、少々耳の痛い話であっても、建設的に聞けるはずです。私は、その様な友人を沢山持ちたいと思うのです。
特に経営者は、その様な友人が必要ですね。経営者はだんだんに、自分にとって都合の良いことばかりを言ってくれる人を周りに集めます。そして、だんだん裸の王様になってゆくのです。世の中の没落していった経営者を見ていると、そういう人は結構多いのです。
もちろん気を緩めると、私も例外ではありません。だから、日頃から、良い友人を作る必要があると思うのです。
◆◆コンソーシアム
今日は日中、「松山俳句コミュニティ」のコンソーシアム企業による会議がありました。昨年度の調査事業も、いよいよまとめと報告の時期となりました。最初から言うと2年のおつき合いになるのですが、その間、参加企業で色々意見をぶつけ合いました。私たちはIT企業なので、ITをどのようにこの事業に活かすかなど、色々アイディアを出しました。
紆余曲折も有りましたが、何とか報告書としてまとまり、次年度の取り組みについて、色々意見を出し合いました。これからの参加企業の判断は大変重要なものとなってきます。
◆◆大切な友人二人
今日の夜はそもそも、ある大切な友人を励ます会でした。集まった四人は大変気心の知れた仲間なので、楽しく、そして、話が弾みました。しかし、実は、本来の目的は、その友人に耳の痛い話をすることでした。仲間の一人と前もって相談をしていました。
「彼の将来のためにも、ここはきちんと言っておかないといけない」
友人は素直に聴いてくれました。そこが、彼の良いところだし、これからの彼の可能性の大きさだと思っています。頑張ってほしいと思っています。
実はそれから第2弾がありました。その四人の中のもう一人の友人です。私よりも少し年が若いので、日頃から、弟みたいな気持ちを持つ友人です。
ここ最近、彼の仕事ぶりに対して、気になっていることがありました。その友人にとっては耳の痛い話かもしれませんが、丁度前の友人二人が先に帰ったので、これはよい機会だと、話を始めました。
真剣な顔をして聴いてくれました。さすがですね。私は説教をするつもりはありませんし、偉そうぶることも考えてはいません。友人のためをと思って(余計なお節介なのかもしれませんが)話をしました。言って良かったと思います。さすが、信頼の置ける友人です。
そんなことで、私の大切な二人に、本音の話が出来ました。良かったです。
しかし、ちょっと気になることも有ります。いつか、逆襲されることもあるでしょうから、その時は、彼らのように、きちんと話が聞ける人間で有らねばなりませんね。心しておきましょう。
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