社長つれづれ日記

私を深め、身近な人を、社員さんを、
    会社を、良き友を深める心のページ

創業者の精神

2006年03月30日 | 仕事
*アクセスランキング登録中、現在のランクはここから

◆◆最後の追い込み

 先週の終わりから今週半ばまで出張が続き、今月の重要なテーマである経営指針の最終のまとめが、少し滞っておりました。何とか今日は一日集中できるかと思っていましたが、やはり新入社員さんの面接があったり、お客様の来社があったりで、なかなか日中は集中できません。それでも、空いた時間で、最後のまとめに挑戦をしておりました。


◆◆自分で考える

 今月は正直、経営指針の成文化で頭のかなりな部分を割いており、なかなか他のことを考える余裕がありません。色々考えながら、経営指針の成文化をしているのですが、そういうことなので、他のことでは色々抜けがあります。

 先日も大阪に出張の際、ふとやり残していることを思い出し、自分ではどうしても時間が作れないので、ITコンサル・コーディネート営業部の河内さんにメールでその手伝いをお願いをしました。いくつかの資料を使って、私のお願いしたテーマで文章をまとめてもらう作業ですが、「とにかくお願いね」と言うことで、作業にかかってもらいました。

 大変急で、言葉足らずな依頼でしたが、彼女はその日の内に資料をまとめ上げていました。お願いに対する彼女の返信メールは、「とにかく、自分の勉強のためにも、頑張ってやってみます」という返事です。そして、きちんと結果も出してきました。大変気持ちの良いレスポンスです。

 そういえば、総務の嘉村さんや木浦さんにも、私が思いついたことを急にお願いすることが多々あります。こんな資料を作ってほしい、あんな資料を作ってほしい、こういう風な仕組みを検討してほしいと、思いついたことを色々お願いしています。そんな折にも、日常の仕事の合間を縫って、彼女たちも色々対応をしてくれています。

 特に、総務の場合、日常の電話の対応から、全社員さんの福利厚生面での対応、そして、各部門のサポートまで、自分のデイリーな仕事のほかにイレギュラーな仕事にまで対応しています。また、日々来社するお客様の対応や届けられる荷物の受け渡しまで、そういう点では、落ち着いて仕事をしている状況ではないでしょう。

 そういうなかで、彼女たちもまた、私の要求に対して、結果を出してきます。そして、細かなことを私が指示することなく、自分たちが考えて結果を出してきます。そういう点では言われたままに仕事とをする仕事ぶりではなく、自分たちが考える、まさに「創意工夫し、相手の気持ちに立って考える」そんな、仕事ぶりを感じます。

 そういう点では、我が社の創業者の精神である、「創意工夫・お客様の気持ちに立つ」という精神が活きています。

 このような仕事ぶりは大切にしなくてはなりませんね。そういう仕事ぶりから、いろいろな、新しい知恵がわいてきます。そういう中に、組織の成熟度が上がってくると思うのです。


 「しかし、そのような仕事ぶりについて大切なのは理解できるのですが、思いつきで仕事を依頼する社長に姿勢については問題ですね」

 そんな声が聞こえてきそうな感じですね。皆様には、ご迷惑をおかけしております。へへへ。

*アクセスランキング登録中、現在のランクはここから