国は違えど

◆◆最終日

　スウェーデン一行をお迎えしての行事は、本日も続きます。Ｅ大学にご協力を頂いての医療現場の視察、主要メンバーによる昼食会、研究者交流会など、国を超えて医学・工学・社会科学に関するアカデミックな交流がなされてゆきます。大変有意義な一日です。

　そして、本日もまた、皆様の協力があり無事一日を終えることが出来ました。色々な方が関係しての行事でしたが、皆さん大変協力的に事を進めることが出来ました。感謝です。有り難うございました。


◆◆食事会

　また、最終日の今日は、スウェーデン一行にディナーに招待されました。今回の訪日に関して、大変お世話になったお礼にと招待を頂いたものですが、私としては大変感激をしました。このあたりの礼儀というかパートナーとの関係の保ち方は、大変見習うべき所があります。

　そして、食事の最初に私におみやげを頂きましたが、渡される際のスピーチを聴いていると、人に対する心温まる配慮が感じられます。ディナーの進め方、食事の仕方、会話の配慮等々、堅苦しくはないのですが行き届いた心遣いが感じられます。

　私の方も、折を見てのＫ女史からのアドバイスもあり、少しずつ、このような食事会のマナーについても対応できるようになりました。色々勉強になっています。


◆◆疲れ

　今日がスウェーデン一行に伴う様々な行事の最終日だったのですが、私の方はさすがに気疲れをしたのか、疲れが顔に出てしまいました。ディナーの前のコーヒーを飲んでいる際、あまりにも私が疲れた顔をしていたので、皆さん心配して、色々な言葉をかけていただきましたよ。

　そして、私を何とか応援するために「私たちに何が出来ることはありますか」等という、大変有り難い言葉もかけても頂きました。このあたりの気遣いもさすがです。配慮がありますね。

　今回のプロジェクトは国を超えてのプロジェクトですが、ビジネスライクだけでは事は上手く進まないでしょう。日本国内だけでの仕事もそうですが、やはりベースは人間としての信頼関係がベースです。これは、国が違えどやはり同じ事だと思います。互いがパートナーとして如何に良き信頼関係を築けるか、良き人間関係を築けるか、このあたりはプロジェクトを進めてゆく際の大変重要なところです。今回のプロジェクトに関しては、そのあたりのベースがうまく築けてきたように思います。今後も、そのあたりを崩さないようしっかりやって行かねばなりませんね。