経営発表大会２日目

◆◆今回の学び

　今日は経営発表大会の二日目でした。昨日はグループで３名の方の発表を頂き、今日は４人の方の発表を頂きました。皆さん真摯に経営に取り組まれ、色々悩みはあるにせよ、経営に前向きに取り組まれる方ばかりでした。今回、私は、このグループのアドバイザーリーダーをさせていただきましたが、聞かせて頂く私の方も本当に勉強になりました。有り難うございました。

　そのなかで、私が学ばせて頂いたことがいくつかあります。少しまとめておきたいと思います。

①今回、印刷業界、看板業界、運送業界、建築土木業界、保険業界、自動車整備業界、卸売業界等に関連する企業の発表があったが、皆さん外部環境の厳しい中、それぞれに活路を見いだすべく経営に努力している。良く聞く、市場が良くなっているとか景気が良くなっていくとかいうようなことへの安易な期待は捨て、今の現状は、やはり、緊張感を持って経営に臨まなくてはならない。

②業界特有の事情はあるが、業界の中だけで物事を考えていると、戦略を誤ることがある。違う業界から自分の業界を眺めてみるとか、他の業界も含めた大きな視野で考えることで、新たな戦略も見えてくる。

③機会、脅威、強み、弱みのクロッシングによる抽出項目は、大事な経営戦略である。それらが、中期計画、単年度計画にきちんと落とし込みが出来ていることが大切。また、社員さんが理解しやすい形でまとめられていることも大切なことある。

④経営者は基本的に思いこみが強い。自分の考えに固守し、社員さんの意見に耳を貸さないような経営者にならないこと。

⑤財務内容、特に貸借対照表、キャッシュフロー計算書にはしっかり意識を向ける必要がある。自分の目指すべき姿（目標貸借対照表）は明確に描くべきであり、いつも頭に置いておくことが大切。

　このほかにもまだまだ色々な学びがありますが、我が社のやっていることでさらにやって行かなければならないことなども、気づかせて頂きました。良い勉強になりました。