社長つれづれ日記

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着地よし

2007年01月23日 | 仕事
◆◆コンセプチャルな話し

 今日はスウェーデンと進めているプロジェクトの今後のビジョンとストラテジー(戦略)についてプロジェクトメンバーと議論をしました。もう一つのチームは引き続き外部機関で評価テストを行ってもらっています。議論ですが、もちろん、私の英語力はまだまだ使い物になりません。けっこう勉強してきたつもりですが、だめですね。役に立ちません。ですので、今回も頼りになるK女史に通訳をしてもらいました。

 午前中は激論になりましたよ。激論とは行っても、先ず、私と通訳をしていただくK女史との間で激論が始まります。大体、議論を始めるとほぼ最初にこの熱いプロセスがあります。そして、そこに、スウェーデン人が乱入してきて、英語、スウェーデン語、松山弁、関西弁が入り交じり、議論が混乱します。大体1時間から2時間くらいはこのプロセスが最初にあります。それで互いに準備体操が終わり、それ以降は、皆で落ち着いて話が進んでゆきます。

 かなり人間関係は出来てきましたね。いくら皆がカッカ来ても、途中で笑いあり、ジョークありで(もちろん私とスウェーデン人との間では表情と態度のやりとりになりますが)議論が進んでゆきます。とにかく、こちらが考えていることを図に書き、身振り手振り、そして松山弁と片言の英語で表現して、相手に分かってもらうよう努力をします。向こうも分からないところはどんどん質問が飛んできます。その受け答えはかなり体力を使います。

 今回このプロジェクトで取り組んでいるのは医療・ヘルスケア分野のものですが、日瑞の医療制度の違いから、そのすり合わせもしながら話を進めてゆかなければなりません。互いの国の事情も説明しながら議論を進めます。言葉の違い、文化の違い、制度の違いを調整しながらの議論は大変手間がかかります。本当に勉強になりますよ。

 午前中と午後の会議で5時間ほどになりましたが、ほぼ両者の考えていることが理解し合える状況までたどり着くことが出来ました。3月にまたこの一行が来日するので、それまでのスケジュールを詰めて今日の会議は終了しました。その後、皆でM市の市長の所に表敬訪問を行い、今回のプロジェクトの報告と今後の協力をお願いしました。

 明日は少し踏み込んだ技術的な話しになります。我が社の大森SEは英語が出来ますので、そのあたりは彼に任せておいて安心かと思っています。


◆◆帰宅ではなく帰院

 ビジネス病院505号室に帰ってきて、退院の日取りなど看護士さんと打ち合わせをし、ベットに潜り込みました。ベットのシーツの感触が気持ちがよいですよ。ホッと一息つきました。なんか一ヶ月ほど病院にいると自分の部屋のような感じになってきていますね。変ですね。

 今日の所は、早めに寝ることにします。