社長つれづれ日記

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全国大会 in 宇都宮

2007年05月13日 | 経営研究会

横浜市中田市長講演風景1


中田市長曰く「トップの仕事は時代認識と基本理念を示すこと」


◆◆日創研経営研究会全国大会

 今日から全国大会が始まりました。大会テーマは「永続」です。全国各地から750名の経営研究会会員が参加をしています。昨年は1000名規模で開催されましたが、今年は会場の都合もあり、少し小さめの大会規模となりました。宇都宮経営研究会の皆さんは設営準備に大変ご苦労をされたと思います。大変お疲れ様でした。そして、すばらしい大会の開催を有り難うございました。

 ところで、私の方は全国の役員会議が早朝からあり、その出席の都合もあって昨日から宇都宮入りをしていました。午前中全国の本部会長副会長会、全国理事会が開催され、午後から全国大会開催となりました。

 一人目の講演者はTKCの飯塚社長さんです。飯塚社長はTKCの理念と戦略、そして、TKCの歴史について、パワーポイントを用いながら丁寧にご後援を頂きました。特に経営者の考え方(理念と戦略)を末端の社員さんまで落とし込む工夫は、大変参考になりました。バランススコアカードを用いた経営手法は我が社が取り入れているものと考え方は同じで、そう言う意味では、大変わかりやすく聞かせていただいたことと、我が社の経営の取り組みはまんざら捨てたものではないなどと、少し自信も持ちました。色々お話を聞きながら、我が社なりに、さらにバージョンアップしてゆく必要性も感じましたよ。


◆◆今だけ経営

 二人目の講演者は日創研の田舞代表です。「今だけ経営、ここだけ経営」の問題点を、TKCの飯塚社長さんの講演も参考にしながら話しをされました。代表の講演はいつものごとく、私たち経営者に喝を入れるものであり、その場任せの経営が如何に問題であるかについて、そして、未来志向の経営の大切さをしっかりと伝えていただきました。


◆◆時代認識と基本理念

 三人目の経営者は中田横浜市長です。28歳で国会議員に当選され、37歳で全国最年少の政令指定都市市長として当選し、行政の中で「志」を持って仕事に取り組んでいる姿を、熱い言葉で語っていただきました。

 特にトップのやるべきこととして「時代認識と基本理念」をきちんと職員さん(社員さん)に伝える必要性を話されました。中田市長は松下政経塾出身でもあり、企業経営についてもよくわかっておられるので、経営者の立場に立った、わかりやすいお話しをしていただきました。それにしても、数百人の心をしっかりと掴むスピーチには、あらためて感心をいたしました。、この中田市長がどれほどすばらしく、どれほどリーダーシップのある方かを理解するのに、十分な講演でしたよ。

 三人の講演が終わり、続いて、大懇親会が開催されました。懐かしい全国のメンバーと挨拶を交わし、楽しく交流をしました。

 明日は大会2日目ですが、私の方は残念ですが、早朝から松山に帰ります。東京からお客様も見えられ、その対応と、やらなければならないことがあります。残念ですが、早退です。


今日の心の中のキーワード
 成果をつくる人は姿勢が変わらない
 やるべきことは同じ
 ただひたすら、経営