◆◆一人静かに
おそらく、誰にだって、一人静かにボーッとできる場所がほしい、と思うことがあるのではないでしょうか。
ここのところ、私はそんな場所を求めています。もちろん、松山は幸せなところで、夜の瀬戸内に車を着け、海を見ながらボーッとする事もできるのですが・・・、喫茶店というか、バーというか、居酒屋というか、窓からの景色が良くて、一人でボーッとしていても放っておいてくれる、そんな場所があったらなあ、などと思っています。
男の隠れ家というか、そんな場所はないのでしょうか。
実は、理想とは言えないながら(こんなことを言ったら叱られますが)、良いマスター、良い店主がいる、私の居心地の良いお店はあります。私にとっては貴重なお店ですが、そんなお店も、今の景気にあおられて、苦労しながら仕事をされています。でも、何とか、お客様が安心できる、居心地の良い店を続けていこうと意地を張っている姿は、ついつい、ファンになってしまうのです。
ちょっとそれますが、ずーっと先の話ですが、いずれ仕事を引退した時に、カメラマンになりたいと思っています。別にプロを目指しているわけではないのですが、先のマスターや店主のような、味わい深い人たちを写真に残してゆきたいと思っています。
小さな世界の中でも、いい顔をした人がいます。我が社の社員さんもそれぞれにいい顔をしています。特に、真剣に仕事に臨んでいる姿は、美しく、そして、愛おしく思います。
私のカメラマンのテーマは、「いきる」「ひと」です。いずれ、そんな写真を撮っていきたいと思っています。
◆◆遠藤周作
「愛と人生をめぐる言葉」という遠藤周作の本が出ていました。タイトルが目につき購読しました。なかなか味のある言葉が書かれています。
--------------以下抜粋
今の若い世代にもっとも欠けているものは「屈辱感に耐える」訓練である。この訓練が行われないで、そのまま社会から大人扱いにされると、おのれのすること、なすことはすべて正しいと思うようになる。
一人の人間にはその運命と人生とを決するような時が生涯、一度は必ずあるものであり、それを乗り切った瞬間、彼の未来は全面的に変わるものだ。
--------------
「屈辱に耐えること」「運命と人生を決する時」そんな事のある人生を考えた時、私はまだまだ、味わい深い人生にはなっていないと思います。その分、やることがありますし、まだまだ若いし、人生全力投球ですね。
おそらく、誰にだって、一人静かにボーッとできる場所がほしい、と思うことがあるのではないでしょうか。
ここのところ、私はそんな場所を求めています。もちろん、松山は幸せなところで、夜の瀬戸内に車を着け、海を見ながらボーッとする事もできるのですが・・・、喫茶店というか、バーというか、居酒屋というか、窓からの景色が良くて、一人でボーッとしていても放っておいてくれる、そんな場所があったらなあ、などと思っています。
男の隠れ家というか、そんな場所はないのでしょうか。
実は、理想とは言えないながら(こんなことを言ったら叱られますが)、良いマスター、良い店主がいる、私の居心地の良いお店はあります。私にとっては貴重なお店ですが、そんなお店も、今の景気にあおられて、苦労しながら仕事をされています。でも、何とか、お客様が安心できる、居心地の良い店を続けていこうと意地を張っている姿は、ついつい、ファンになってしまうのです。
ちょっとそれますが、ずーっと先の話ですが、いずれ仕事を引退した時に、カメラマンになりたいと思っています。別にプロを目指しているわけではないのですが、先のマスターや店主のような、味わい深い人たちを写真に残してゆきたいと思っています。
小さな世界の中でも、いい顔をした人がいます。我が社の社員さんもそれぞれにいい顔をしています。特に、真剣に仕事に臨んでいる姿は、美しく、そして、愛おしく思います。
私のカメラマンのテーマは、「いきる」「ひと」です。いずれ、そんな写真を撮っていきたいと思っています。
◆◆遠藤周作
「愛と人生をめぐる言葉」という遠藤周作の本が出ていました。タイトルが目につき購読しました。なかなか味のある言葉が書かれています。
--------------以下抜粋
今の若い世代にもっとも欠けているものは「屈辱感に耐える」訓練である。この訓練が行われないで、そのまま社会から大人扱いにされると、おのれのすること、なすことはすべて正しいと思うようになる。
一人の人間にはその運命と人生とを決するような時が生涯、一度は必ずあるものであり、それを乗り切った瞬間、彼の未来は全面的に変わるものだ。
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「屈辱に耐えること」「運命と人生を決する時」そんな事のある人生を考えた時、私はまだまだ、味わい深い人生にはなっていないと思います。その分、やることがありますし、まだまだ若いし、人生全力投球ですね。
若い時分、当たり前のことでしたが、もしかしたら、今現代の環境は、愛情ある屈辱的な訓練をさせてくれないことが多いのかもしれませんね。
過保護社会ではハングリーが生まれません。
<シュガー社員が会社を溶かす>
働く若者には、耳に痛い本なのですが、読みやすく、当たってる!と、自分をさておき笑ってしまいます。
今度、お貸ししますね。
気長に待っていて下さい。居酒屋もやりますから。カメラマン兼居酒屋店主。只のみお断りです。
苦労が人を育てると言いますが、つまらぬ苦労をする自分であってはいけませんね。苦労のしがいがある自分でなければ、やはり本当の成長がありません。何事も自分です。