社長つれづれ日記

私を深め、身近な人を、社員さんを、
    会社を、良き友を深める心のページ

いいときも悪いときも

2005年08月03日 | ノンカテゴリー
 心の状態のいいときも悪いときも、変わらずブログを書き続けることができる。これはすばらしい力だと思うのです。しかし、このブログに心の状態を洗いざらい書くことができるならば問題がないのですが、良くないことが起こったり、心が塞いでいるときはそういうわけにはゆきません。ある意味公衆の場でもあるわけですから、文章に気をつけねばなりませんね。でも、上っ面の文章だけでは、このブログの意味は何だろうと思ったりします。まあ、気持ちを整理しながら文章を書いていくということが、特に混乱しているときは有効だと思います。そういう意味でも、いいときも悪いときもこのブログ続けていくことにしましょう。
 ところで、大学生の息子からメールが来ました。我が社のホームページを見たらしく、よく作り込んでいると褒めてくれました。また、わたしのつれづれ日記を見て「毎日見てるから続けなよ」なんて、プレッシャーをかけてくれました。振り返ってみれば、息子とはほとんどわたしの仕事のことは話したことがなく、今回我が社のホームページを見て、初めて何をやっているのか理解したように思います。また、わたしのブログを見て、わたしの日頃考えていることも少しわかってくれたかなと思っています。そういう意味でもこういったブログやHPは色々な効用があるなと、うれしく思っています。彼もこれから就職活動に入っていくようですが、色々な企業を知って、良い選択をしてもらいたいと思います。
 しかし、人生色々ありますね。とにかく、いいときも悪いときも「がんばっていきまっしょい」です。・・・なにをいっているのか・・・。

新入社員の面接

2005年08月02日 | 仕事
 ここ最近は新入社員面接が続いています。今後の事業展開を考慮しての増員(これは即戦力の中途採用)と、来期の新卒採用と2種類の面接をしています。わたしが経営の責任を持つようになって18年になろうとしていますが、その間数え切れないほどの人と面接を行いました。入社をしていままで残っている人、入社をしたけど色々な事情でやめていった人、出会いと別れの18年です。
 その人の力量や人格を見抜くというのは本当に難しいことだと思います。数え切れないほどの人と面接しても、まだ、人を見抜くというのは自信がありません。面接にくる方たちの多くは就職をしたいと思ってやってきます。ですから、面接中は前向きでやる気のある発言をします。しかし、実際採用してみると面接で言ったことと違ったことになる場合があります。いや、私たちの方も至らない点が露呈して、新入社員さんの期待を裏切るケースもあります。そういうことで、良き出会いのはずだったのに残念な別れとなってしまったこともあります。
 企業はよい人材が沢山いればやはり上手く行でしょう。当然、経営者や管理者の人を活かす力量も問われてきます。そうなってくるとやはり経営者の責任は重たいですね。人を採用するにも経営者の力量、そして人を活かすのも経営者の力量が必要になってくる。本当に責任を感じます。「人を見抜くのは難しい」などとぼやいている暇はありませんね。本当に会社を良くしようと思ったら良い人材を採る努力と育てる努力をやり続けなければなりません。がんばらねばと思います。
 今日は好感の持てる方の面接をしました。かなりあがっているようでしたが、よい人柄を感じる方でした。採否の決定はまだこれからですが、面接をしながら、かつてわたしが新入社員とき、面接でかなりあがっていたことを思い出しました。

恩義

2005年08月01日 | ノンカテゴリー
 今日の夜は先輩先輩としたってくれる後輩と一緒に食事をしました。高校時代の後輩ですが、仕事のやりとりをしたときに、後で後輩だと言うことを知りました。一緒に学生時代を過ごしたことはありませんが、同じ高校の卒業と言うことで話題が広がり、仕事の話も広がりました。学生時代を同じ時期に過ごしたことはなく、同窓生というだけのなですが、なぜか親しみがわき、昔からつきあっているかのような錯覚に陥ります。どのような関係にせよ、お互いの関係を深めて行くには、この、先輩後輩という関係は良いですね。
 その後、「少し飲みに行きますか」と場所を変えたら、そこにもかつての後輩たちが沢山たむろしていました。青年会議所の後輩たちですが、その中の何人かは面識があり、顔をあわすと会釈をしてくれました。一応先輩と言うことで皆さん敬意を払ってくれ、何となく気分の良いものでした。
 話は変わりますが、今日はかつて大変お世話になった先生のところにメールを打ちました。九州大学の塩次教授ですが、先生は松山大学にかつて在籍され、その折にお世話になった方です。もう10年以上お会いしていないでしょうか、ある知り合いを通して互いの話題になり、最近、先生の方からもお電話を頂きました。せっかく電話を頂いたのですが、わたしが不在で、今日メールを打った次第です。
 先生は、わたしが一番困っているときに、わたしの支援をしていただきました。昔、訳あって小さな子供二人とわたしの三人だけの生活を余儀なくされたのですが、3ヶ月くらいでしたか先生の自宅で、食事付きで子供共々居候をさせていただきました。先生たちが大切にしているオーディオルームであり応接間を、私たちの寝泊まりする場所に解放して頂き、いやな顔せず面倒を見て頂きました。本当に有り難いことです。当時は自分の生活に精一杯で、何らお返しができていません。実は今日までもまだお返しができていません。先生の「僕も以前自分の恩師から世話になったことがある。その時大変有り難かった思い出がある」と言う言葉を聞き、当時本当に心の大きな人だと思った記憶があります。
 先生もいろいろなところで活躍をしているようです。インターネットで先生の名で検索すればいろいろな記事が出てきます。そういう記事を見るにつけ嬉しいものです。
 先生への恩返しはいずれきちんとしなければなりません。わたしのできる先生へのお返しは、しっかり実力を身につけ、もし、本当に困った人がわたしの前に現れたとき、先生がしてくれたようなことができる人間になること、それがわたしの先生への恩返しなのだと思っています。