私の愛するレンジファインダーカメラ、ニコンSPとミノルタCLEです。これも以前紹介したハッセルブラッド同様、亡くなった父の遺品です。
父はカメラに凝っていたのですが、本当に良いカメラを集めていました。この二つのカメラも高級カメラです。技術屋の父は、やはり、高度の技術を結集したこのようなカメラを愛したのでしょう。良い技術者は良い製品を理解できると言うことなのでしょうか。
私はITの世界で仕事をしていますので、デジタルという言葉が当たり前の世界にいます。音も映像も文字もすべて1か0かの符号に変えて処理をするという、デジタルの世界です。
それはそれで、沢山のメリットを生み、現在のような高度情報化社会を実現しています。しかし、アナログの世界もやはり人間には捨てがたいのです。いや、やはり人間はアナログ(曖昧で連続的)なのですから、アナログ的感覚は大切です。
ここにある二つのカメラ、ピントも手動、絞りも、シャッタースピードもすべて手動です。ですから、現像があがってくるまで、本当に上手く写っているのか分からないアナログカメラなのです。
一方、今のデジタルカメラはその場でどのような写真が撮れたか確認できますし、パソコンを使ってすぐに写真にすることもできます。この二つのカメラに比べたら、圧倒的に便利なのです。
手間のかかるこの二つのカメラですが、写真のおもしろさ、創造性、どきどき感という点では、最近のデジタルカメラに勝ります。また、このカメラの造りを見ているだけでもほれぼれします。よく手が入れられて、手間をかけてカメラを作っています。そういうところからも最近のデジタルカメラとは質感が違います。
まあ、色々講釈を言いましたが、時々はアナログの世界を楽しみたいと思っています。「あれー、ピントがずれてるーー」「あれーー、写真が真っ黒ー!」などという失敗を重ねながら、現像のできあがりをどきどきしながら待っている、そんな自分を楽しんでいたいと思っています。人間性の回復のためにも。
そういえば、今日はまん丸のお月様が夕方南東の空に見えました。5才の子供と二人で車に乗っていて、「うわーーー、おつきさん、まんまるーー!」と叫んで、思わずデジタルカメラで撮りましたが、まったく雰囲気のない写真になっていました。
父はカメラに凝っていたのですが、本当に良いカメラを集めていました。この二つのカメラも高級カメラです。技術屋の父は、やはり、高度の技術を結集したこのようなカメラを愛したのでしょう。良い技術者は良い製品を理解できると言うことなのでしょうか。
私はITの世界で仕事をしていますので、デジタルという言葉が当たり前の世界にいます。音も映像も文字もすべて1か0かの符号に変えて処理をするという、デジタルの世界です。
それはそれで、沢山のメリットを生み、現在のような高度情報化社会を実現しています。しかし、アナログの世界もやはり人間には捨てがたいのです。いや、やはり人間はアナログ(曖昧で連続的)なのですから、アナログ的感覚は大切です。
ここにある二つのカメラ、ピントも手動、絞りも、シャッタースピードもすべて手動です。ですから、現像があがってくるまで、本当に上手く写っているのか分からないアナログカメラなのです。
一方、今のデジタルカメラはその場でどのような写真が撮れたか確認できますし、パソコンを使ってすぐに写真にすることもできます。この二つのカメラに比べたら、圧倒的に便利なのです。
手間のかかるこの二つのカメラですが、写真のおもしろさ、創造性、どきどき感という点では、最近のデジタルカメラに勝ります。また、このカメラの造りを見ているだけでもほれぼれします。よく手が入れられて、手間をかけてカメラを作っています。そういうところからも最近のデジタルカメラとは質感が違います。
まあ、色々講釈を言いましたが、時々はアナログの世界を楽しみたいと思っています。「あれー、ピントがずれてるーー」「あれーー、写真が真っ黒ー!」などという失敗を重ねながら、現像のできあがりをどきどきしながら待っている、そんな自分を楽しんでいたいと思っています。人間性の回復のためにも。
そういえば、今日はまん丸のお月様が夕方南東の空に見えました。5才の子供と二人で車に乗っていて、「うわーーー、おつきさん、まんまるーー!」と叫んで、思わずデジタルカメラで撮りましたが、まったく雰囲気のない写真になっていました。