きんぴらごぼうの面白いレシピを見付けた。
今まで薄味好きの自分にとって、どうしてもきんぴらごぼうって、味が濃過ぎて、しかも甘塩っぱいのが嫌いなので、あまり好んでは食べなかったのだけれど(海苔弁に少し入っていれば繊維も摂らないと、と食べるぐらいで)、ペラペラと書物をめくっていたら、
太っといきんぴらごぼうが出てきた。
お、これなら味がしみ込み過ぎることは無い、今までは千切りにし過ぎて、味が染み込み過ぎて醤油や佃煮をそのまま食べているようだから嫌だったんだと気付いた。
しかもこれは砂糖を使わないレシピなので、尚更良い!!
これだ!!と思ったので、家で余っていた牛蒡で調味料の量を減らして作ってみることにした。
基本は、細い牛蒡1本に対し、
・酒、醤油、胡麻油、各大さじ1の8分目
・最後の胡麻油小さじ1の8分目~1
・唐辛子1を手で千切って(千切るのが和食っぽくて良い)種を捨てたもの、今回は牛蒡が少ないので少し小さめなもの。
だけだ(薄味好きの自分としてはこれでも濃く感じる、本来は各大さじ1らしいが現代人には無理だと思う、飯を喰い過ぎてしまうし)。※異常に太い牛蒡だったら又味を調整すべし!!
先ず、牛蒡を洗って、包丁のみねを動かしてこそぎ取る(多少、皮は残しておく)。
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1本を4つ切りに、左のこんな感じかな(多少、サイズが不平等になってしまったが、角が出来る様に)
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面倒なので長い段階で4つ切りにして、好きな寸法に切る。
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温めたフライパンに胡麻油をしいて、
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唐辛子と牛蒡を結構強火で炒める。
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火が入ったな~と思ったら(火が入る前に焦げそうだったら火を弱めるか消して余熱で)、酒を加えて炒め、
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次に醤油を加えて水分が無くなるまで適度に焦げないように炒め
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鍋肌から胡麻油を入れて回し、火を切り、
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煎り胡麻をお好みの量かけて合わせる。
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器やタッパに盛る。
冷める過程で、より胡麻油のコクと香ばしさ、味が染み込むので時間が経つほど食べ易くなる。
千切りでは無いので、牛蒡のゴリゴリ、シャキシャキした歯を押し返してくれるような歯応えと、噛んだ瞬間の牛蒡と胡麻油の意外なほど上品な風味が拡がる。
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冷えたご飯だろうと合う。
(というか、オニギリのように冷えて時間が経った白飯の方が旨味成分が増える事は科学的に証明されている)
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(何杯でも食べれそう!!)
きんぴらごぼうの「きんぴら」は「金平」と書き、浄瑠璃や歌舞伎に出てくる酒呑童子を討った坂田金時(又は金交と表記する)つまり金太郎の息子という設定である金平という豪傑から付けられており、
「金太郎の息子である金平の強さ」と「牛蒡は精が付く」という理由を掛け合わせた所から由来されているとのこと。
※因みに、ルイス・フロイスも信長に献上した金平糖はポルトガル語のconfeito(コンフェイト)が訛ったものに「金平」の漢字を当て字にしただけなので関係ないので注意が必要。
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POINT
①・炒める時に箸の動きだけで焦げそうなら、鍋を火から持ち上げて余熱で煽って熱加減を調節しても良いだろう。
②・細い牛蒡が4本で1袋の時は醤油などの調味料の量が9分目に近い8分目で~、3本の時は7分目に近い8分目で醤油の塩加減を感覚的に調整しよう!!
皮を残す感じがこのぐらいだとギリみたい(もう少しあっても)。
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まさか、牛蒡にハマるなんて、子供時代には考もしなかったな。。。
<オマケ>
味が濃いので、卵ご飯(TKG)にしても(醤油は入れない)
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美味しい。
今まで薄味好きの自分にとって、どうしてもきんぴらごぼうって、味が濃過ぎて、しかも甘塩っぱいのが嫌いなので、あまり好んでは食べなかったのだけれど(海苔弁に少し入っていれば繊維も摂らないと、と食べるぐらいで)、ペラペラと書物をめくっていたら、
太っといきんぴらごぼうが出てきた。
お、これなら味がしみ込み過ぎることは無い、今までは千切りにし過ぎて、味が染み込み過ぎて醤油や佃煮をそのまま食べているようだから嫌だったんだと気付いた。
しかもこれは砂糖を使わないレシピなので、尚更良い!!
これだ!!と思ったので、家で余っていた牛蒡で調味料の量を減らして作ってみることにした。
基本は、細い牛蒡1本に対し、
・酒、醤油、胡麻油、各大さじ1の8分目
・最後の胡麻油小さじ1の8分目~1
・唐辛子1を手で千切って(千切るのが和食っぽくて良い)種を捨てたもの、今回は牛蒡が少ないので少し小さめなもの。
だけだ(薄味好きの自分としてはこれでも濃く感じる、本来は各大さじ1らしいが現代人には無理だと思う、飯を喰い過ぎてしまうし)。※異常に太い牛蒡だったら又味を調整すべし!!
先ず、牛蒡を洗って、包丁のみねを動かしてこそぎ取る(多少、皮は残しておく)。
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1本を4つ切りに、左のこんな感じかな(多少、サイズが不平等になってしまったが、角が出来る様に)
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面倒なので長い段階で4つ切りにして、好きな寸法に切る。
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温めたフライパンに胡麻油をしいて、
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唐辛子と牛蒡を結構強火で炒める。
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火が入ったな~と思ったら(火が入る前に焦げそうだったら火を弱めるか消して余熱で)、酒を加えて炒め、
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次に醤油を加えて水分が無くなるまで適度に焦げないように炒め
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鍋肌から胡麻油を入れて回し、火を切り、
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煎り胡麻をお好みの量かけて合わせる。
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器やタッパに盛る。
冷める過程で、より胡麻油のコクと香ばしさ、味が染み込むので時間が経つほど食べ易くなる。
千切りでは無いので、牛蒡のゴリゴリ、シャキシャキした歯を押し返してくれるような歯応えと、噛んだ瞬間の牛蒡と胡麻油の意外なほど上品な風味が拡がる。
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冷えたご飯だろうと合う。
(というか、オニギリのように冷えて時間が経った白飯の方が旨味成分が増える事は科学的に証明されている)
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(何杯でも食べれそう!!)
きんぴらごぼうの「きんぴら」は「金平」と書き、浄瑠璃や歌舞伎に出てくる酒呑童子を討った坂田金時(又は金交と表記する)つまり金太郎の息子という設定である金平という豪傑から付けられており、
「金太郎の息子である金平の強さ」と「牛蒡は精が付く」という理由を掛け合わせた所から由来されているとのこと。
※因みに、ルイス・フロイスも信長に献上した金平糖はポルトガル語のconfeito(コンフェイト)が訛ったものに「金平」の漢字を当て字にしただけなので関係ないので注意が必要。
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POINT
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①・炒める時に箸の動きだけで焦げそうなら、鍋を火から持ち上げて余熱で煽って熱加減を調節しても良いだろう。
②・細い牛蒡が4本で1袋の時は醤油などの調味料の量が9分目に近い8分目で~、3本の時は7分目に近い8分目で醤油の塩加減を感覚的に調整しよう!!
皮を残す感じがこのぐらいだとギリみたい(もう少しあっても)。
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まさか、牛蒡にハマるなんて、子供時代には考もしなかったな。。。
<オマケ>
味が濃いので、卵ご飯(TKG)にしても(醤油は入れない)
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美味しい。