昨今、日々感染者数が増えているとメディアが伝えている新型コロナ。
どんな状況なのかと久々にNHKの特設サイトを見に行ったら、以前にもまして様々な情報が表示されていました。
その一つがこちら。
感染者数と死者数の推移が日別にわかるグラフ。(表示しているのは感染者数のグラフ)
初期の頃から5月末まで表示されています。
横スクロールできるので、初期のころから今までの推移がわかる。
下は横スクロールして、7月末までを表示したもの。
更に便利なのは、グラフにカーソルを合わせると、日付と人数が表示される。
と言う事で、これを利用して月別の感染者数と死者数のグラフを作ってみました。
う~ん、確かに今までのピークだった4月よりも4千人近く感染者数は増えているではないか。
これってやばいのかも・・・(^^;)
なんて思っていると、死者数を見ると意外な事実が。
えっ、なにこれ? 7月が今までで最小。
感染者数は一番増えているけど、死者はむしろ減っている。
では、感染者と死者数の比率はどうかというと・・・
「死亡率」と言っては語弊が有るかもしれないけど、死者数を感染者数で割ったものです。
(データは、HPのグラフを累計表示にして月末の値から抜粋したものです。)
5月は異常に高い17.8%。
と言う事は10人感染者がいたら、1人は確実に亡くなっていた事になる。
ところが7月は僅か0.21%。
当初新型コロナの致死率は1%でインフルエンザの約10倍と言われていたが、7月はインフルエンザの2倍に留まっている。
じゃあ、世界はどうなのか?
世界のデータがこちら。
こちらの死亡率は3.86%。 アメリカの例では、3.36%
こうしてみると、新型コロナの死亡率は4%ぐらいとみるべきと考えます。
そう考えると、この0.21%という低さは、異常値でしょ?
4%ぐらいであれば、死者は700人くらいになっても不思議ではない。
37人で済んでいるって事は、以前と状況が明らかに違う、って言えそうですよね。
あくまで私の見解ですが、
1.PCR検査の陽性判定率が高まった(3月頃は50%位とも言われていた。)ため、5月頃では陰性と判定されていた程度の人であっても、陽性判定が出るようになった。
2.逆に死亡率が実際にはそれほど変わっていないと考えると、5月には隠れた感染者が1万人以上もいた(!)
と言う事が考えられそうです。
そう考えると、現時点では4・5月に比べても、それ程不安になる事もない、と言えそうです。
しかし、NHKもなかなか良いサイトを作ってくれました。
お陰で変に不安にならずに生活ができますよw
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