我が家の近くに、廃屋が一軒。
かつて火を出した家、である。
その火事以降、人は住んでいない。
そろそろ十年近くにもなろうか・・・。
この家の周りは、現在新しい径作りで交通止めとなっている。
余計に、人が住まない家の不気味さが漂っている。
「廃屋や散々に枯る窓の蔦」
持ち主が誰かは分からないけれど、何か余程の思い入れがあるのだろうか?
あるいは、持ち主がお亡くなりになってしまっている・・・。
縁故者も居られない・・・。
廃屋化している理由は、それほど多くはないであろう。
工事の邪魔になっているし、新道路に夥しく食い込んでいる。
行政の怠慢と云うべきか。
あるいはまた、持ち主がかなりの偏屈なのか。
不思議な一画である。
蔦、もしくは枯蔦が季語だ。
三冬である。
荒 野人
かつて火を出した家、である。
その火事以降、人は住んでいない。
そろそろ十年近くにもなろうか・・・。
この家の周りは、現在新しい径作りで交通止めとなっている。
余計に、人が住まない家の不気味さが漂っている。
「廃屋や散々に枯る窓の蔦」
持ち主が誰かは分からないけれど、何か余程の思い入れがあるのだろうか?
あるいは、持ち主がお亡くなりになってしまっている・・・。
縁故者も居られない・・・。
廃屋化している理由は、それほど多くはないであろう。
工事の邪魔になっているし、新道路に夥しく食い込んでいる。
行政の怠慢と云うべきか。
あるいはまた、持ち主がかなりの偏屈なのか。
不思議な一画である。
蔦、もしくは枯蔦が季語だ。
三冬である。
荒 野人