エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

母子草

2016年04月29日 | ポエム
母子草は、いかにも悲しい。
けれど、考えようによっては眩しい。

花は、嫋やかである。







「しめやかに野を画布とする母子草」







あまり群れない雑草だけれど、一つの山になって咲く事が多い。
ただ一輪だけと云うのは少ない。



ぼくはこの花が好きである。
別に物語を語る訳でもなく、ただ淡々と咲いている。

その草叢の風情が好きである。
それだけである。



     荒 野人


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