ジャーディン，リース

＊ジャーディン

リース・ジャーディン

『悪魔の報酬/The Devil to Pay』に登場するハリウッドの資産家で、巧みなヨットマンであり、ゴルファーであり、体操家であり、スポーツ用品の収集家であった。彼はまた豪華な家具、美術品、骨董品の所有者でもあった。ただ、残念なことに、彼には大事業経営についての知識がなかった。
彼が投資する事業が危機に瀕しているとき、共同事業家のソリー・スペースに裏切られ、株を売り抜けられ、破産する。

彼にはヴァレリーという年頃の娘がいるが、そのヴァレリーはソリー・スペースの息子のウォルターと恋仲になる。ウォルターは父親と激しく反目していた。そんなおり、ソリー・スペースが殺害され、リース・ジャーディンに疑いがかかる。



『悪魔の報酬』の映画版『完全犯罪』のノヴェライゼーション（『エラリー・クイーンの事件簿2』に収録）のほうが、わたしは好きなんだけど。
こっちではリース・ジャーディンじゃなくて、レイモンド・ガーテンという名前だった。


(Eirakuin_Rika)