この明らかなChainaブランドっぽい名前がいいですね。
(中国ブランドでも普通の英語っぽい名称も多いので)
もちろん名前だけで買ったわけではありませんよ。
毎日のコーヒータイムは楽しみにしているものの、手動式のコーヒーミルの肘への負担が気になってきた年代。私のやり方が適切でないのか、とにかくあの肘を支点に円運動って感じになるのでなんだか骨格的に無理があるような気がして。本業でも肘や手首酷使することもあるので、できるだけ負担を回避しようという狙いです。
そこで電動式。豆を挽く時間も楽しみ、しかも手動のほうがよりアナログで楽しめるしきっと美味しくなるという思いの持ち主ではありましたが、はい、文明の利器に頼ります。
コーヒーミルの価格はまさしくピンキリではありますが、当面はそこまで高価なものは購入する気はなかったので、5000円以内という設定で探し始めます。
すると、まずはプロペラ式と臼式という選択肢にぶつかります。
コーヒーを美味しく飲むには臼式に限るという愛好家の談もよく聞きますが、この価格帯ではプロペラ式が圧倒的に多い。
そんな戦場に近年投入されたのが、電動臼式のローコストモデル群。
先行していた「Delimo」は製造は中国ですが日本の会社の企画のようでアフターフォローもしっかりしている様子、市場では一定の地位を確保していて数年前よりも価格がアップしていました。
そんなDelimoの対抗馬として検討したのが今回のpeipai。
ウェブ情報なども参考にしながら、
基本的には同一系商品ですが、豆の粒度の調整ノブのクリック感がしっかりしている、駆動部の部品が金属(Delimoはプラスチックのよう?)、充電池の容量が大きい、音が小さいらしい、価格が1000円以上安く2,680円、といった点を評価して購入しました。
(特に本体やパッケージにpeipaiと書かれているわけではないので、写真上まったく同じもの、きっとほんとに同じかと思いますが、そうした商品も多数ネットにはあります)
D製よりも劣っていると思われる点は、
・不良品の場合の返品、交換などのアフターフォロー。一応は可能とうたっていますが、日本に受付窓口があるわけではなさそうなので、amazon頼みになったり、海外とのやりとりになるかもですが、ここはもう中国製とわりきりました。ミルは刃が消耗品なので通常でもこだわれば2、3年の寿命のようですし。
・もう一点は装飾。D製は稼働中に青いランプが灯ったりしますが、こちらは無し。黒い本体には位置合わせの印も色がついてなくてわかりづらいとかありますが、充電が必要なときにはランプが点くなど必要最低限の機能はあり、むしろ装飾のなさが潔くて気に入りました。
使った感想
そんなに味の違いがわかる愛好家ではありませんが、「おいしい」です!以前の手動式ミルが古くて刃が劣化していたこともあると思いますが、単純に美味しく感じられたことはうれしかったです。
もちろん肘への負担もなく快適。
透明の受けカップの質感が想像したよりもよかったのもポイントアップ。
あとは耐久性、3年くらいもってもらえれば御の字でがんばってほしいと思います。
やっぱり新しい道具がひとつでも増えると、日常が少し楽しくなりますね。